『坂の上小3年1組の児童による「こどもガイド」 in小諸城址懐古園(15.10.13)』

           
        Posted on 2015年 10月 16日      
     
       

13日(火)、

坂の上小学校3年1組の子どもたちが「こどもガイド」として

懐古園を訪れる観光客をもてなしました。

この日坂の上小学校3年1組の子どもたち31人は、

4人ずつ8つの組に分かれ、

こもろ観光ガイド協会の会員らに見守られながら

懐古園を訪れる観光客のガイドを務めました。

坂の上小学校3年1組では、

小諸の歴史や小諸ゆかりの文豪・島崎藤村の詩を学ぶことで

郷土愛を育み表現力を身につけようと、

2年生の頃から「千曲川旅情の歌」の朗読を行っています。

去年10月には懐古園で、観光客に詩の暗誦を披露しました。

今回の「こどもガイド」は、

これまでの取り組みを知ったこもろ観光ガイド協会が、

子どもたちが園内の案内役を務めてはどうかと

学校側に打診して実現したものです。

子どもたちは、ガイド協会が作った台本を元に練習を重ね、

9月28日には実際に会員らと園内を歩くなどして

この日に備えてきました。

練習のかいがあって、子どもたちは

木村熊二のレリーフや懐古神社など、

園内およそ15箇所で歴史などを堂々と解説。

さらに、「千曲川旅情の歌」の歌碑の前では―

元気よく詩を歌い上げ、観光客をもてなしていました。

また、子どもたちから観光客へのプレゼントとして

「千曲川旅情の歌」の詩が書かれた画用紙が贈られると、

受け取った観光客たちは顔をほころばせて喜んでいました。

この取り組みを通して積極的に観光客に話しかけることで、

子どもたちのコミュニケーション能力も高まっていたようです。

     
   
 
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