『地産地消・6次産業化講演会「食材の宝庫信州小諸の魅力と味力」(16.1.18)』
18日(月)、ステラホールでは、
農業の従事者が生産だけでなく、
加工や販売まで携わる6次産業化についての
講演会が行われました。
この講演会は、小諸の農産物や伝統野菜の魅力を
市民に再認識してもらおうと、
小諸市の主催で開かれたものです。
会場には市内の農業者など 多くの人が集まりました。
講師を務めたのは、
ホテルオークラ東京を退社後 長野県でレストランを経営し、
去年からは県の6次産業化プランナーとしても活動している
大澤孝浩さんです。
大澤さんは、「食材の宝庫 信州小諸の魅力と味力」と題し、
ホテルの料理人として務めてきた
自身の経験の中から感じていることなどについて話しました。
また、信州の伝統野菜に出会ったことで、
自身がこれまで苦手として口にして来なかった食材の
美味しさにも気付くことができたとし、
「本当に美味しいと、その価値を認められた時には
売れる食材になる」などと話していました。
その他、農業の6次産業化について、
「一農家で生産・加工・流通と
全てを完璧にこなそうとすると大変だ」と話し、
加工に長けている業者や流通の専門業者などと手を組み、
チームとしての6次産業化を目指していくことが
理想的ではないかと持論を展開していました。
集まった人たちは、時折メモを執るなどしながら、
大澤さんの話に熱心に耳を傾けていました。