『四ツ谷区しめ縄作り(12・12・15)』
四ツ谷区のしめ縄作りには、区内に住む子どもたちやその保護者、
それに、講師を務める区の高齢者クラブの会員などおよそ60人が集まりました。
参加した子どもたちはまずはじめに、高齢者クラブの吉村徳和(よしむら・のりかず)会長と
しめ縄づくり名人の望月菊五郎(もちづき・きくごろう)さんからしめ縄の歴史や作り方について説明を聞きました。
続いて早速、作業に取り掛かります。
四ツ谷区のしめ縄作りは、子どもたちが伝統文化に触れる機会を作ろうと、毎年この時期に区や育成会、
それに高齢者クラブなどが協力して行っているものです。
参加した子どもたちは、高齢者クラブの会員からアドバイスを受けたり、
親子で協力するなどしながら一生懸命わらをねじっていきました。
なかなかわらがまとまらず苦戦する子が多い一方で、
毎年参加している子の中には手慣れた手つきで作業を進め、大人顔負けの作品を作る子の姿も見られました。
皆、しめ縄づくりを楽しんでいる様子で、2本、3本と夢中になって作っていました。
しめ縄作りの後には、子どもたちに伝統文化を楽しんでもらう機会として餅つき大会が行われました。
参加した子どもたちは、杵と臼を使ってふかしたてのもち米4うす分を交代でついていきました。
皆、自分の番が回ってくるのが待ちどおしい様子で、
いざ順番が回ってくると力いっぱい杵を振りおろしていました。
友達と一緒に杵を持ち協力し合いながら餅をつく子どもたちの姿も見られ、
交流を深め合う機会になっていたようです。