『和田区防災訓練(25.10.19)』
和田区の防災訓練が
10月19日(日)に和田農村研修センターで行われました。
およそ10年前に
自主防災組織を立ち上げた和田区では、
区民の防災意識を維持するため、
毎年、防災訓練を実施しています。
この日の防災訓練には、各自治組織の班長
およそ100人が参加しました。
訓練では、
消火訓練と水防訓練、テント張り訓練を実施。
区民は3グループに分かれ、それぞれの訓練を行いました。
消火訓練では、火災発生時に備え、
消火器の取り扱い方と
消火栓につないだホースを接続して
延長する方法について学びました。
また、水防訓練では、
地元の消防団員の指導のもと、
決められた線の部分まで土をつめ、
口を閉じていきます。
土のうを作り終えた参加者は、
浸水に備え、土のうの積み方についても訓練しました。
さらに、こちらはテント張り訓練。
チームで協力して、1つのテントを設置していきました。
参加した区民
「日頃、「防災、防災」って言われていますけれども、
実際にやる機会がありませんので、
やはりこういう訓練というのは、
年に一度でも、できれば二度でも、
実際に体験して自分で身をもって、
最小限に自分たちのできる範囲で
こういう訓練を通して、
意思が気持ちが出てくるという
非常に有意義な訓練だったと思います。」
和田区では、今後も万が一の災害に備え
防災訓練を続けていきたいとしています。
区長
「たくさんの方に集まっていただいて、
ひとつでも経験になればというところで
やってきているわけですけれども、きょうはよかったと思いますよ。
みんな真剣に、やったことがないことまで
興味持ってやっていただいたもんで、
かなり真剣に取り組んでいただいたと思います。
災害はいつ起きるか分かりませんので、
最低でも1年に1回は続けていきたいとそんなように思っています。」