和田区では今回初企画となる文化講演会が
24日(日)和田農村研修センターで行われました。
この文化講演会は、
区民に楽しみながら教養を深める機会を提供しようと
和田区の公民館が今回初めて企画したものです。
会場には区民およそ50人が集まりました。
講師を務めたのは元野岸小学校校長で
現在は小諸義塾の会会長でもある
区民の新井良男さんです。
「文豪の裏話」をテーマに、
去年生誕150年を迎えた
夏目漱石について講演を行いました。
講演の様子・資料など
新井さんは、生まれてすぐ里子に出され、
10歳の頃に夏目家に戻るという
漱石の波乱万丈の生い立ちや、
病弱で若い頃から様々な病に悩まされたという
エピソードを紹介。
「坊っちゃん」や「こころ」といった小説の他、
自伝ともいえる「道草」や
エッセイである「硝子戸の中」の内容に触れ、
漱石の苦難の人生が作品に与えた影響について
自身の考えを次のように話ました。
「その病のことを創作、闘いを創作のエネルギーとして、
数々の作品を生み出したといえるのではないか、
こういう風に思った訳であります。」
集まった区民は、
誰もが知る文豪・夏目漱石の
知られざるエピソードに
興味深そうに聞き入っていました。
和田区公民館では今後もこうした新企画を打ち出し、
区民に公民館事業に興味を持ってもらうと共に
区民が集う機会を作っていきたいとしています。