『和田区伝承教室(12・12・9)』
和田区の伝承教室は、手作りの良さを体感し、伝統文化を後世に伝えていくとともに、
世代間の交流を図る場として毎年この時期に公民館の主催で開かれているものです。
この日は区内に住む子どもたちやその保護者など、昨年よりおよそ20人多い70人が集まり、
しめ縄やお手玉作り、それにそば打ちなどを区内に住む名人から教わりました。
中でも多くの子どもたちで賑わったそば打ちのコーナーでは、そば粉の感触を楽しみながら一度だけでなく、
二度三度とそば打ちに挑戦する子の姿が見られました。
毎年そば打ちを教えてくれる講師らに子どもたちは親しみを持っている様子で、
会話を弾ませるなどしながら和気あいあいと作業を進めていました。
また、お手玉作りのコーナーは特に女の子たちの人気を集めていました。
皆、手先を器用に動かしながら、布で小豆を包んで丁寧に縫い合わせていきます。
子どもたちは講師に教わりながら夢中になって作業に取り組んでいました。
伝承教室を通して、伝統のものづくりについて知ったり、
手作りの楽しさを実感する良い機会になっていたようです。