『和田区 健康教室』(13.2.28)

           
        Posted on 2013年 3月 5日      
     
       

先月28日(木)、和田区では農村研修センターで健康教室を開きました。

 

和田区では日々の健康維持と、区民同士の交流を深めることを目的に

毎月、健康達人和田区らぶとして健康教室を開いています。

今回は、高齢化してくると遺言や遺産相続問題などを身近に抱える人が多くなることから

相談場所に困って悩むことのないようにと法律問題の講演会が行われ65歳以上のお年寄り、

およそ50人が参加しました。

講演では、佐久公証役場の公証人、村山和雄さんが講師をつとめ身近な法律問題の中で

遺言や、任意後見、尊厳死宣言についての話をしました。

始めに村山さんは、遺言について「国民の24%が65歳以上という高齢化社会。

相続人は男女の区別がなくなり平等になったことから権利意識が高まって相続争いが多発している」と

説明し、相続の種類や手続きの方法などを詳しく話しました。

そのうえで、なぜ遺言が必要なのか、遺言がないとどのような問題が起こるかなど

遺言の必要性について述べていました。

最後に、村山さんは遺言は特別なものではなく、誰もが作成する必要があるので

遺言を作成できる能力があり、的確な判断ができる時に早めに遺言書を書いておくことを薦めていました。

参加した人たちは、身近な問題として今後の参考にしようとメモをとるなどして

村山さんの話を真剣な表情で聞き知識を深めている様子でした。

講演の後には、質疑応答の時間も設けられ、皆、意欲的に質問していました。

     
   
 
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