『台湾国立渓湖高級中学生の小諸高校訪問(14・5・20)』
20日(火)、台湾の高校生が小諸高校を訪れ、
生徒同士が交流しました。
この日、小諸高校を訪れたのは、台湾中西部にある
台湾国立渓湖(けいこ)高級中学校の生徒33人です。
生徒たちが到着すると、
音楽ホールで歓迎セレモニーが開かれました。
小諸高校を代表して挨拶に立った
生徒会長の増田彩音さんは、
隣の国の友だちを迎えるため
心をこめて準備してきたと述べました。
続いて、台湾国立渓湖(けいこ)高級中学校の
張仲廷(ちょう・ちゅうてい)さんは、
この日のために練習した日本語で挨拶をしました。
また、記念品の交換や学校紹介ビデオの上映、
それに、台湾の生徒による歌の披露も行われました。
歓迎セレモニーにつづいて、午後には交流授業が行われ、
台湾の生徒たちは6つのグループに分かれて
英語や書道などの授業に参加しました。
そのうち書道の授業では、
皆思い思いに好きな漢字を書いていき、
日本の伝統文化に触れました。
小諸高校の生徒は
台湾の生徒に積極的に英語で話しかけたり
早速連絡先を交換するなど、
すっかり打ち解けている様子でした。
今回の受け入れは、長野県観光部による
海外からの学習旅行の誘致活動の一環で
行われたものです。
昨年度は122の団体が県内を訪れており、
そのうちおよそ80の団体が、
台湾からの高校となっています。
小諸高校でも毎年この時期に
台湾からの生徒を受け入れており
学校側では同年代の海外の生徒と接することは
視野を広げる良い機会になるとしています。