『南城森の保育園 竣工(22.3.17/29)』

           
        Posted on 2022年 4月 6日      
     
        中央保育園と芦原保育園の老朽化に伴い 2つの統合保育園として整備が進められてきた 南城森の保育園の新築工事が終了し、 先月29日には竣工式が行われました。   この日は、市の関係者や、施工業者など、 およそ30人が集い、 新保育園の完成を祝いました。
中央保育園は築58年、芦原保育園は築45年と 築年数が進み、 建物の老朽化や、災害の危険性がある立地環境、 園児の減少などの観点から 2つの園を統合する形で新設された南城森の保育園。
南城公園の50メートルプール跡地と冒険の森の一部、 およそ4960㎡の敷地に建設されました。
鉄骨平屋建てで、延べ床面積はおよそ1115平方メートル。 建設工事費は4億8千519万9千円。 市の単独予算となります。   コンセプトは「公園とつながる保育園」。 開放感のある広い園庭を始め、 公園に開かれた「森のテラス」や、「森の園庭」、 公園を始め浅間山などの景色が見渡せる 広々とした「遊戯室」など、 公園との一体性を持たせた作りとなっています。   子どもたちの好奇心を高めるキッズコーナーも設けられました。 本棚のある空間で、 自由に絵本を読んだり友達と遊んだりすることができます。
未満児室から3歳児までの保育室からは、 子どもたちが直接行き来できる 「トイレ」が配備されています。 4、5歳児対応の部屋は パーテーションが設けられ、用途に応じて 広く活用できるようにもなっています。
また、子どもたちの食への関心を高めようと、 食育の一環として、 窓から調理室の様子が見えるように工夫も施されました。
園児 「遊ぶの楽しみです。 保育園が楽しみです。みんなと遊びたいです。」
南城森の保育園の定員は120人で 新年度は108人が入園。 芦原保育園、中央保育園からはおよそ9割の子どもたちが 新保育園に移るということです。   教育長 「園長先生はじめ、保育士さん、保護者のみなさんとも 何回かの話し合いを通じて、 安全面ともう一つは自由な発想ができることということで、 さまざまに工夫がされているということが見えてきました。 ガラス張りの眺望の豊かさと画期的なのは給食室ですかね、 外から調理の様子が一目瞭然に見える。 最近なかなかご家庭でもお母さんたちが 一生懸命料理してくださるけど、 子どもたちは別のことをしている。 実際に食事を作っているところに触れるということは少ないのですが、 こちらは工夫してくださったということで非常に素敵ですね。 0歳から5歳までって本当に生活の基盤をつくる大事な時期で 仲間との接し方、自然との接し方、 同時にたくましく育ってほしいですね。 園庭はもちろんですが、外の自然、 冒険の森も大いに活用してもらって たくましい子に育ってほしいと思います。」     
   
 
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