『千曲川ワインバレー特区 調印式(15.5.8)』

           
        Posted on 2015年 5月 11日      
     
       

上田や小諸、東御を中心とした、

千曲川沿い東地区に位置する8市町村が、

連携してワイン振興を図ることになりました。

特区の申請名称はその名も、「千曲川ワインバレー特区」です。

8日(金)には、丸子地域自治センターで、

8市町村の首長が集い、

ワインバレー特区の申請書への調印式が行われました。

この地域でのワイン特区の認定は、これまで、

東御市が平成20年に取得して以降、

平成25年に坂城町が。

平成26年には上田市が取得しています。

通常、ワインの年間製造基準は、

6000リットルと定められていますが、

ワイン特区が認められると、

特例緩和措置として、

2000リットルから醸造が許可されるなど、

小規模ワイナリーでのワインの製造が可能になります。

すでに、40年以上に渡って、

民間ワイナリーによる醸造が行われるなど、

ワインの産地の土壌が整っている小諸市。

今年3月には、

小規模ワイナリーの建設が可能になることで、

栽培地としての知名度の向上や

雇用の促進につなげようと、

東御や上田に続いて、ワイン特区の認定を取得しました。

現在すでに、個人でワイン用ぶどうを栽培し、

醸造委託をしてワインを製造している人が2人。

今年からぶどうの栽培を始めた人が3人いるなど、

新たな取り組みに向けて動き始めています。

そんな中で行われた、

今回の「千曲川ワインバレー特区」の認定申請。

ワイン振興に取り組む市町村が、

広域的な連携を図ることで、

小規模ワイナリーでのワイン用ぶどうの

安定的な確保が可能となることや、

全国的に知名度のある「千曲川」の名称を

使用することによって、

ワイン産地として広くPRできることなどから、

東御市が関係市町村に呼びかけて協議を行い、

実現したものです。

これを受け、小諸市を含め、

既に特区認定を受けていた4つの市と町は、

単独での認定を取り消し、

広域で共に取り組んでいくことになりました。

「この地域は世界有数のワインができる。

連携することで質の維持、量の確保、ネームバリューを享受できることになる。」

調印を終えて挨拶に立った、

東御市の花岡利夫市長はこのように述べた上で、

「これからは、品質を守るための自治体の努力が問われる。

何より力を合わせて頑張りましょう。」と

関係市町村の首長らに呼び掛けていました。

また、小諸市の栁田市長は、

「小諸市としても積極的に取り組んでいきたい。」などと、

広域でのワイン特区の構想に、意欲を見せていました。

ワイン特区の認定が下りるのは、7月中旬頃の予定です。

8市町村では今後協議会を立ち上げ、

千曲川ワインバレーとしての

ワインブランド力の向上を図る中で、

六次産業の発展や観光振興にも

つなげていきたいとしています。

なお、今回の特区名は、

他に北信地域でも同様の取り組みを進めていることから、

正式には「千曲川ワインバレー 東地区 特区」として、

申請したということです。

特区の認定を受けることで、

小規模でもワイナリーの建設が可能になる他、

広域での認定を受ければ、

ぶどうが不作の年などにも近隣から

必要なぶどうを調達することも可能となります。

     
   
 
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