『六供区防災訓練(13.10.19)』
19日(土)、六供区では、皆で災害時の対応の仕方について学ぶ防災訓練を六供公民館で行いました。
この日は区民や消防団の団員などおよそ45人が集まりました。
この訓練は、生涯学習の一環として行われている市の出前講座を活用して実施されたものです。
小諸消防署救急救命士の大島稔(おおしま・みのる)さんを講師に迎え、
皆で災害時の対応の仕方ついて学びました。
大島さんはまず、災害の種類について話し、「災害には、人の不注意によって起こる『人的災害』と
『自然災害』の2種類がある」と説明。
阪神淡路大震災や、新潟中越地震それに、東日本大震災など日本が経験した災害の時の
状況説明を交えながら、地震が発生したときにはまず、丈夫なテーブルの下などに身を隠し、
頭や体を守ることが大切だと話しました。
また避難の時地面に散乱したガラスを踏んで 怪我をすることがないよう、
スリッパを用意しておくと良いなどと、震災時にとるべき行動や 災害への備えについて説明しました。
更に、火災が発生した場合、隣近所に声を掛け、皆で協力して初期消火に努めることが重要だと話し、
初期消火活動が可能な場合について、次のように話しました。
その上で大島さんは、「災害が起こった場合には、自分の身の安全を守った上で、
近所の人の安否確認を地域の人同士で協力して行い、消防署などに伝えてもらえると、
迅速な救助や救護を行うことができる」と地域住民同士の連携の重要性を伝えていました。
参加した区民たちは、大島さんの話に真剣な表情で耳を傾けていました。
この日はこの後、非常時に備えて炊き出し訓練も行われたということです。