『健康づくり講演会(18.1.28)』

           
        Posted on 2018年 2月 7日      
     
        保健推進員をはじめとした 市民の健康への意識向上を図る 「健康づくり講演会」が 先月28日(日)、ステラホールで開かれました。

「健康づくり講演会」は、 小諸市保健推進員会が 年度内に2回開いているものです。 保健推進員の学習の場とあわせ、 市民にも健康への意識を高めてもらおうと 一般公開となり、 およそ200人が訪れました。
今回、講師を務めたのは、 市内市町にある木村歯科院長の 木村宗雄さんです。 木村さんは、まず、「歯の本数」と健康との関連を説明。 65歳以上の高齢者を対象とした調査をもとに、 「歯がほとんどなく、義歯も使用していない人は、 認知症の発症リスクや 転倒のリスクが高まる」と話しました。
木村さんはさらに、 歯周病がさまざまな生活習慣病の 引き金になる可能性があると述べました。 「歯周病」とは、歯を支える骨を溶かす病気で、
歯を失う理由で最も多い原因となっています。

木村さんは、 「歯周病菌が炎症を起こした歯茎の中に入り込み、 血管を通って全身に運ばれることで 全身の病気を引き起こすリスクが高まる」 と説明。 逆に、生活習慣の改善は 歯周病の予防に結びつくと話しました。
健康と歯の関わりを説明した木村さん。 最後に、健康寿命を長くするための方法として、 次のように呼びかけました。
木村院長 「健康な歯を1本でも多く残す。 歯周病を予防して毎日のケアと定期健診をしてもらうということですね。 残念ながら歯が抜けてしまった方は、ちゃんと治さないとダメですよ。 ツケが後できますので。 今何ともないと思っても、そのままにしとくのは良くないです。」     
   
 
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