『信濃毎日新聞講演会 読めば見える暮らしのあした池上彰の新聞教室 (15.6.20)』
松本市出身で、フリージャーナリストとしておなじみの
池上彰さんによる講演会が、
20日(土)に文化センターホールで開かれました。
「読めば見える 暮らしのあした」と題したこの講演会は、
信濃毎日新聞社と
信毎新聞販売店会の主催で開かれたものです。
およそ1250人からの申し込みに対し、
抽選で選ばれたおよそ700人が訪れ、
池上彰さんの話に耳を傾けました。
池上さんは、昨今の世界情勢や
新聞で記事になったニュースなどについて触れながら、
「記事を読んで、これから何が起きるのかを推測することができるのが
新聞の醍醐味。」
「新聞を読むといろいろなことが見えてくる。」などと話し、
新聞の読み解き方を説明していきました。
また、インターネットで
情報を得る人が多い最近の傾向について触れ、
「インターネットでニュースを見ると、
興味のあるニュースばかりを選択してしまうので、
ちゃんとニュースを読んだことにならない。
バランスよく情報を知るためにも、新聞を読むことは大切。」と
話していました。
会場には小学生の子どもたちも訪れており、
「新聞のコラムなど、
上手な文章を書き写すことで
文章力を身に付けることができる。」などと、
池上さんが、新聞の活用法を
アドバイスする場面も見られました。