『信毎地域メディア社長会でCTKの取り組み報告 (20.12.2)』
この日の会合には、18社のうち16社の代表らが集まりました。 事例報告には、コミュニティテレビこもろ報道制作部の 後藤理恵部長と、 小諸市の小林秀夫教育長が登壇し、 「コロナ禍における番組制作『プラスSTUDY』」と題して、 CTKと教育委員会が協力して行った 独自の学習補充番組への取り組みについて紹介しました。 「プラスSTUDY」は、学校の臨時休校が決まった2月末、 入社一年目の若手スタッフからの 「学校が休みの期間にCTKで 授業を流すことはできないか。」と言った提案を受け、 小林教育長に相談。 同様の考えを持っていた教育長が校長会に掛け合い、 休校が決まってからわずか一週間後にスタートした番組です。
市内の小中学校の職員や教育委員会の指導主事などが、 学習の補充のためにカメラの前で授業を行い、 全40コマの授業を5月末まで放送しました。 こうした番組を制作する局は県内には他になく、 他に先駆けて、いち早く取り組んだ 独自の番組となりました。
小林教育長は、 スピード感を持った早い決断に至った理由について、 「CTKの加入率が市内のおよそ半分ではあるが、 学校の授業そのものではなく普段の授業ではできない 個性的な学習内容にするなど工夫をしながら みんなで出来ることを出し合った。」などと説明。 「これまでのCTKとの連携による番組制作が 生かされた。」などとも話しました。
また、後藤部長は 今回の「プラススタディ」の取り組みを振り返り、 このように話しました。
「まず入社1年目の若手スタッフからの提案からスタートしたことが嬉しく思う。 非常時に自ら考え取り組もうとする意欲が、 日々の仕事の中で生まれてきていることを感じた。 そしてスタッフの意見を取り入れ、じゃあやってみよう、 まずはスタートしようと動ける部内の風通しの良さと機動力があった。 また制作スタッフがやってみようということを常に後押ししてくれる 上層部、社長の英断も大きい。 簡単なようだが一つでも欠けてしまっていては進まないことだった。 また、常日頃からの市役所や教育委員会との関係性が出来ていた。 撮影・編集作業など大変な面もあったが、 皆が子どもたちのためにという 一つの大きな思いのもと、私たちはスタッフはもちろん、 協力してくださる 先生方も一緒に動いてきたからこそ成功したと感じている」
更に小林教育長はー
「非常時は日常培っている総合力が試される 小諸にこうしたケーブルテレビ局があることは誇らしいことだと思う。」
後藤部長は、 「コロナ禍で番組制作現場もこれまでにない現状になっているが 3月からここまでを振り返ると 困難な中にも新たな取り組みを見出しチャレンジできると 実感している。 今後も歩みを止めずに進んでいきたい。」 などと締めくくりました。