『信州大学・小諸市産学官連携協議会 講演会(25.3.11)』

           
        Posted on 2025年 3月 28日      
     
        小諸市では、 市と市内の企業、それに信州大学が連携して 地域経済の発展を目指そうと、 「産学官連携協定」を結んでいます。 課題解決に至る産・学の 協働事業の可能性を探ることを目的に このほど、 小諸市産学官連携協議会と 信州大学主催の講演会が 11日(火)、ステラホールで行われました。
「産学官連携協定」は、 地域経済の発展を目的に 信州大学の繊維学部と 工学部の2つの学部と小諸市、 それに市内の企業などが 互いに連携するというものです。
平成19年にはじめて締結され、 以降3年ごとに更新が行われてきました。 これにもとづき「産学官連携協議会」を設置、 大学と企業による共同研究なども 進められています。
この日会場となったステラホールには、 およそ30人が訪れました。
講師を務めたのは、 信州大学特任教授で 千葉工業大学工学部准教授の 中山昇さんです。
中山さんは、 市内和田にある 「株式会社コミヤマ」との共同研究から 産学協働のスタートアップ企業 「株式会社みらくる」を設立。 去年開催されたパリ・パラリンピックの 車いすラグビーで使用した 車輪カバーの制作に携わり 金メダル獲得に貢献しました。
この事例を基に 「課題解決に至る産・学の協働事業」 の可能性について 話しました。
訪れた人たちは、 中山さんの体験談や 産学連携による事業の可能性に 興味を持った様子で 熱心に耳を傾けていました。     
   
 
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