『信州型コミュニティスクール校内キャンプ(15.8.8)』
長野県では、県独自の取り組みとして
学校と地域住民の協働で開かれた学校づくりを目指す
「信州型コミュニティスクール」という取り組みを
行なっています。
この取り組みの一環として、野岸小学校では、
8日(土)から9日(日)の1泊2日の日程で、
校内キャンプを行いました。
このキャンプは、互いを思いやりながらの集団生活や
まさかの災害に備えた避難所生活を
子どもたちに体験してもらおうと、
野岸小学校のPTAのOBたちによる
「野岸小学校応援団」の主催で今回初めて行われたものです。
参加したのは、小学3年生から6年生の児童98人。
初日の午後には地域の大人や市の職員が講師となり、
校内に備え付けてある発電機の使い方や、
地震が起こる仕組み、
それに災害発生時に取るべき行動などについて学びました。
避難所学習に続いては、
子どもたちは飯ごうを使っての炊飯や夕食づくりに
取り組みました。
参加した子どもたちは、慣れない作業に苦戦しながらも、
地域の大人たちのアドバイスを聞きながら
一生懸命に取り組んでいました。
また、高学年の児童が
低学年の児童に手順を教える姿も見られ、
学年を超えた交流の機会にもなっているようでした。
野岸小学校応援団では、今後も地域一体となって
学校と一緒に子どもを育てていきたいとしています。
2日間に渡ったこのキャンプでは、花火大会や肝試し大会などの
レクレーションの他
学区内の探索や木工クラフト教室、
それに流しそうめんなども行われました。
参加した子どもたちはもちろん、
大人も一緒になって楽しんだということです。