『佐久広域連合消防本部と協定事業所合同訓練 (25.3.11)』

           
        Posted on 2025年 3月 28日      
     
        佐久広域連合消防本部と 佐久生コン事業協同組合による合同訓練が 3月11日(火)に 小諸消防署で行われました。
佐久広域連合消防本部は2018年から 佐久生コン事業協同組合と 災害時の連携協定を締結しています。   この訓練は、 協同組合との連携強化と 災害時における 迅速な対応を目指すために実施。 今回、コロナ後初の合同訓練となり、 消防署員およそ50人と 佐久生コン事業協同組合から 4人が参加しました。
普段は生コンクリートの 運搬をするミキサー車。 大規模火災などでは、 ミキサー車で水を運び 消火活動に活用することができます。
この日はまず、組合員が消防署員らへ ミキサー車の形状や取り扱い方を説明。 そして水を積んだミキサー車から 防火用の水槽に給水する手順を確認しました。
また、この日はミキサー車から 直接水槽車へ注水する訓練も行われました。
災害時には消火用水を確保し、 地域を守るミキサー車。 佐久広域連合消防本部と 佐久生コン事業協同組合は より両者の連携に 力を入れていきたいとしています。
佐久生コン事業協同組合事務長 「なんらかのお手伝いを させて頂けたらと思いまして 協定を結ばせて頂いて、 訓練に参加させていただたということで、 給水管を入れたり 今までやったことが なかったことをやってみて 実際どうなるか分からないですが、 やっておけばその時に なんらかの方法が あるんじゃないかと思います。 実際は水槽の中に水を空けるというのが基本。 訓練ですので、 やはり定期的にやっておいた方が いざと言う場合にあわてなくて 済むんじゃないかと思いまして コロナも落ち着きましたし、 こういう機会に 毎年やっておきたいなと思っています。」
佐久広域連合消防本部 「実際にミキサー車からの 給水の体験ができたことは 職員の知識のひとつとなると思います。 また、災害現場で連携が取れるように しっかり伝達して 周知をしていきたいと思っています。 なかなか連携訓練職員の移動や 入れ替え、そういった所で 経験した人間以外が こういった体験をすれば 連携に対していろいろ役立つんじゃないかな と思っております。 当地区は林野火災の 発生の確率が非常に高いです。 そういった場所は 水が少ないというところがありますので、 こういった連携で 水を確保し火の早期鎮圧に 務めていきたいと思います。 非常に火災の発生の危険が 高くなっている季節となっております。 皆さんには風のある日、 そういった時に 焚き火焼却等を行わないように 注意して頂いて 火災防止に努めていただきたいと思います。」     
   
 
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