『佐久地域高校再編説明会(20.6.18)』

           
        Posted on 2020年 6月 26日      
     
        県教育委員会は県立高校の 「再編・整備計画」の一次案として、 小諸商業高校と小諸高校を再編対象校としています。 これを受け、地域住民向けの説明会が、 先週18日(木)に 日中と夜の2回に渡って、 文化センターで開かれました。   この日午後3時から行われた説明会には、 地域住民や、小諸商業高校、小諸高校の同窓生など およそ40人が集まりました。 佐久地域の県立高校は現在、 今年度で閉校し、 この春から、長野西高校望月サテライト校となった 望月高校を含めて10校となります。
県教育委員会は、2017年に2047人だった 佐久地域の中学校卒業者数が、 2030年には1506人、およそ74%の減少となると 予測しています。
こうした現状を踏まえて、 県立高校の「再編・整備計画」では、 小諸商業高校と小諸高校、 それに野沢北高校と野沢南高校を 再編・統合する方針です。
そのうち、小諸新校の計画案では、 普通科・音楽科・商業科を置く 新しいタイプの普通科・専門学科併設校として、 3科の学びを統合。 今まで両校が培ってきた 商業と芸術の学びの継承と発展を目的に、 地域活性化の拠点となる高校とすることなどが 盛り込まれています。
また野沢北高校と野沢南高校の新校は、 普通科教育推進校とする方針です。
参加者からは、小諸新校について、 「県内唯一の音楽科の卒業生など 特化した学科の卒業生がたくさんいるので、 統合してもそれぞれの学科が なくならないように配慮してほしい」 といった声や、 「新校は新しい建物を作るのか既存の建物を使うのか」 といった質問が投げかけられました。
県教育委員会では今後、 「再編・整備計画」策定後、 再編対象校の学校関係者や 地域住民、同窓生、生徒代表などを交えた、 再編実施計画の検討委員会を組織し、協議を進め、 開校に向けて準備を進めていく計画です。     
   
 
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