『令和8年度 藤村文学講座(26.4.18)』
島崎藤村の人物像や作品などについて
詳しく学ぶ今年度の藤村文学講座が、
4月18日(土)に開講しました。
この講座は、
藤村記念館の主催で
昭和47年から例年開かれているものです。
小諸ゆかりの文豪・島崎藤村について学び
作品にふれることで見聞を
広めてもらうことを目的としています。
今年度のテーマは、「藤村の仏蘭西(フランス)体験」。
大正2年(1913年)から大正5年(1916年)まで
フランスに滞在した島崎藤村の
異国・異文化体験について
それぞれの分野の専門家を講師に
全9回に渡り講義が行われる予定です。
今年度の藤村文学講座、初回となったこの日は、
江戸川大学教授の新井正彦さんが
「藤村のフランスにおける水体験
―『新生』を中心に―」と題して
講義を行いました。
新井さんは、講義のなかで
「新生」はセーヌ川やビエンヌ川など、
藤村のフランスでの水体験が
凝縮された作品であると説明。
その上で、
藤村文学に「川」や「海」、「雨」など
水につながる自然風土が多く登場するのは、
「水」が藤村のふるさと「馬籠」に
深くつながる重要なものだからである」と
まとめました。
集まった大勢の参加者たちは、
真剣な表情で講師の話に聞き入っていました。
今年度の「藤村文学講座」は、
7月を除き、9年1月まで毎月行われます。
次回第2回は、5月16日(土)に
ステラホールで開催予定です。