『令和7年度滑川交流事業 (25.8.22-23)』
坂の上小学校では、
小諸市と姉妹都市提携を結んでいる
富山県滑川市の田中小学校との交流事業を
毎年この時期に行っています。
この交流事業も、ことしで50年目という節目の年に。
ことしは、8月22日(金)と23日(土)の2日間、
田中小学校の子どもたちが小諸を訪れました。
初日の8月22日(金)には、坂の上小学校の全校児童が
田中小学校の6年生28人と
引率者たちを出迎えました。
昭和49年、小諸と滑川が姉妹都市提携を結んだ際、
双方の市の少年野球チームが交流試合を行いました。
それをきっかけに、
その翌年から坂の上小学校と
田中小学校の交流が始まり、
ことしで50年目の節目を迎えます。
体育館で行われた歓迎会では、
両校の校長はじめ学校関係者の他に、
小諸市・滑川市の市長らも出席。
挨拶では、今回の交流事業の他にも小諸市と滑川市が
互いの市への訪問や商工会議所同士の連携など、
幅広く手を組んで
活動していることについて触れました。
その後、坂の上小学校の5年生がソーラン節を披露。
さらに、交流事業50周年を記念し、
坂の上小学校から田中小学校へ
記念デザインの大漁旗が贈られました。
田中小学校の子どもたちは、
歓迎に対する感謝として
滑川に古くから伝わる民謡
「新川古代神」に合わせ
踊りを披露しました。
田中小育友会
「ことしで小諸交流50周年という節目の年を迎えます。
それに対して、滑川の子どもたちも
非常に楽しみにしてきょう来ました。
この小諸での2日間、
そして滑川での2日間を通して、
子どもたちには仲良くなってもらいたい
というふうに思っていますし、
また、貴重な体験ができる機会だと思っています。
私もことしで50歳ということで、
一緒の年を歩んできました。
半世紀ということで
また今後ますますこの小諸交流が
続いていくように願っています。」
歓迎会の後には、グループに分かれて
市内を巡るスタンプラリーを実施。
田中小学校と坂の上小学校の6年生の子どもたちが
2校合同のグループで市内を歩きながら、
各ポイントで協力して
小諸に関するクイズを解いたり
スタンプを押したりしていきました。
坂の上小児童
「クイズが楽しかったです。
(これから一緒に何かやりたいことや
楽しみにしていることはありますか?)
遊園地。」
田中小児童
「楽しかったです、
みんなと進む感じが。
(今のところ小諸に来てみてどうですか?)
めっちゃ楽しいです。
結構標高が高いんだなって思いました。
(じゃあ明日までのスケジュールで
何か楽しみにしていることはありますか?)
遊園地です。」
坂の上小児童
「田中小学校が
映画の舞台になっているっていうことが…。
(初めて知ったこと、みたいな?)
クイズとかいっぱいあって楽しかったです。
(今後のスケジュールで楽しみにしていることはありますか?)
コモロビで遊ぶところです。」
はじめは少し緊張している様子だった子どもたちも
歓迎会やスタンプラリーを通し、
少しずつ打ち解けてきたようです。
交流2日目。
子どもたちは、松井農園に訪れて
りんご狩りを楽しみました。
港町で暮らす田中小学校の子どもたちのほとんどが、
りんご狩りは初めての経験です。
坂の上小児童
「とても楽しいです。
シナノリップがめちゃくちゃ甘くておいしいです。
田中小で特別な給食とか、いろいろ話しました。
ツインドラゴンを何回も乗ったのが印象的です。
やっぱり海に入りたいです。」
田中小児童
「りんごアレルギーなので
あまり食べられないけど、
家族のために今9個くらい採っているから、
みんなにおいしく食べてもらいたいなって思います。」
坂の上小児童
「向こう(田中小)で何か楽しいことがあるかとか、
小諸とどんなことが違うかとか、
そういうのをたくさん話しました。
やっぱり第一に海があるか無いかとか、
給食も違うし、
どんな特別メニューが出るかとか、
たくさん面白い日常的なことも話せました。
クルージングがあるらしいので、
船の上から風を
味わってみたいなって思います。」
田中小児童
「甘いのとかいろんな味があっておいしかったです。
海が無くて、森がいっぱいあって、坂が多いこと。
最近流行っていることとか話しました。
アスレチックでみんなと遊ぶことです。
富山のいいところとか、海で話したいです。」
田中小児童
「思ったよりりんごがものすごく甘くて、
あと取りやすかったので楽しかったです。
森が小諸の方が多いのと、
富山もそうですけど山に囲まれていて、
自然豊かな所だなと思いました。
そっちの学校とかどう?とか聞きました。
懐古園でみんなと遊んだことです。
海を見せたいなと思います。」
引率で訪れている保護者の中には、
かつてこの交流事業に参加した人も。
両校の絆は、
長く続く伝統の中で育まれてきました。
坂の上小交流部部長
「小学生のときはちょうど
まだホームステイがあった時期だったので、
お互いのうちに行って泊まりあったりとか、
そのときに花火をやったりとか、
バーベキューをやったりとか。
子ども同士の交流がすごくあったな
という記憶はありますね。
(今回はもしかして
ご自身のお子さんも参加されていますか?)
参加しています!
楽しかったから行こうよ。やってみようよ
って誘ったら、じゃあやってみるっていうことで。
じゃあ一緒に楽しもうねって参加しています。
めちゃめちゃ楽しんでいます!
田中小との友達もできたよ~なんて話も聞いているので、
ちょっと楽しみ過ぎて大丈夫かな?
はしゃいでいるけどいいかな?
っていう感じですが、
楽しんでもらいたいと思います!
一応役員なので、
準備の方からずっと関わっているんですが、
子どもたちがやっぱり楽しめるように
ということで準備も始めて、
当日迎えて、
みんな思っている以上に楽しんでくれていて、
よかったなって思っています。
一応50周年ということで、
これで終わってしまうのではなくて、
ずーっとずっと
100周年まで続いてくれるといいな
と思っています。」
田中小卒業生
「私の子どもは今5年生にいるので、
いよいよ来年親子で参加しようかな
というふうには思っております。
私も小学校6年生のときに小諸市に来て、
この交流事業に参加したんですけども、
今と違って白糸の滝とか
鬼押出しに行ったんですけど。
私が参加したときには、
お互いの児童のおうちに泊まって、
名前もしっかり覚えていますし、
そういったことは思い出に残っています。
ここに至るまで、オンラインでの交流や、
私自身も田中小学校の授業参観のときに
6年生に向けて小諸事業の説明を事前にしてから
参加してもらったんですけども。
子どもたちもそれを聞いて参加意欲が湧いて、
すごく楽しみにしてくれていたようなので、
それは私もちょっと嬉しく感じます。
ここまで50周年続けてこられたのも、
今まで携わっていただいた方々のおかげもありますので、
私自身もまだ来年再来年と携わっていくので、
今後引き続き続けられるよう、
力を合わせてやっていきたいなと思います。」
りんご狩りの後は、コモロビに移動し、
大自然の中アスレチックを全力で楽しんだ子どもたち。
しかし、やがてお別れの時間はやってきます。
最後は、両校の代表児童や校長からおわりのあいさつが。
互いに思い出を振り返りつつ、
末永く関係を築いていく思いを強めている様子でした。
田中小校長あいさつ
「先ほど体育館でドッジボールや
大縄跳びをしている姿を見て、
あれ、これはひとつの学校だったかなと
勘違いするぐらい皆さんが仲良くなっているのが見られて、
2日間の成果だなと思いました。
活動を重ねるたびにみんなが笑顔になって、
そして名前を呼ぶときも下の名前で呼びあったり、
一緒に肩を並べて歩いたりしている姿を見て、
「交流ってこういうことなんだな」
って感じました。
坂の上小校長あいさつ
「今簡単にインターネットとか
AIとかで人と人ってつながれるし、
それはそれでいいことなんだけど、
こうやって一緒に活動して、
何か貴重な心に残る体験…
それが特に子どものうちは
すごく大切だって校長先生は思っています。
今度10月は、こちらから田中小学校の方に
お邪魔することになるので、
そこでもこの2日間のような、
本当に思い出に残るような交流が
できたら嬉しいなと思います。」
来月は滑川市を訪れる
予定の坂の上小学校6年生。
交流事業の思い出のバトンは
世代を超えてつながっていき、
両校の絆は未来まで紡がれていきます。
坂の上小児童会長
「(きょう迎えるまで
坂の上小の皆さんは
何か準備はしていましたか?)
コモロビのことを調べたりとか、
あと滑川の人とビデオ通話したりとか。
好きなこととか、
滑川のいいところとか、
りんごがおいしいこととか。
海に入ったりとかしたいです。
ずっと続いていってほしいなって思います。」