『令和3年度 避難情報の判断研修(21.7.25)』

           
        Posted on 2021年 8月 5日      
     
        小諸市では例年防災の日に合わせ、 8月最終日曜日、 市内全地区を対象に総合防災訓練を行っています。 しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止のため 総合防災訓練は去年に引き続き中止に。
その替わりとして、 ことしは「避難所開設訓練」と「避難情報の判断研修」が 行われます。 先月26日(月)には小諸市災害対策本部員を対象とした 「避難情報の判断研修」が行われました。
この日は、 小諸市災害対策本部員をはじめ こもろ医療センターの職員など 27人が参加しました。
この研修は、近年小諸市でも災害が起きていることや、 ことし5月20日に 避難勧告と避難指示が「避難指示」に 一本化されたことを受け、 災害時にスムーズかつ的確に避難情報を発令することができるよう、 知識を深めることを目的に行われたものです。
この日は、長年災害対応に携わり、 避難情報の発令も経験した 飯田市 危機管理室 次長の 後藤武志さんが講師として登壇。
「どうする!避難情報の発令 ―避難情報の変更と態勢づくり―」と題して、 災害対策本部の組織づくりや、 情報収集の態勢づくり、 避難情報発令に向けたプロセスなどを説明しました。
令和元年東日本台風や令和元年の房総半島台風で 被災地支援にあたった後藤さん。 災害時は多岐に渡る業務が発生し、 関係機関や経験豊富な人材の手を借りることが必要と 話した上で、 平時から関係機関と「顔の見える関係づくり」を しておくことが重要と訴えました。
参加者らは、「災害対策本部の組織づくり」や 「避難指示の対象区域の判断」について質問するなど、 有事に備え熱心に研修に臨んでいました。   危機管理課長 「飯田市のですね、本部の体制についてはですね、 小諸も見習う部分がありました。 特にですね、危機管理の方に兼務事例も出ているということでしたので、 どうしてもうちの方の職員5人という中では非常に少ないですので、 これについてもですね、きょう来た研修にもありましたように、 兼務についても考えていくのが改めて必要かなと思ったところであります。 前回の台風のときには全市に避難勧告を出したという状況がありますので、 今度避難指示に一本化されたことですね、 エリアを限定しなければいけないということも出てまいりますので、 そこについてもう少し、エリアを細かくしたような情報が 出せるようにしていきたいという風に思っております。」     
   
 
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