『令和元年度浅間山開き(19.5.11)』

           
        Posted on 2019年 5月 17日      
     
        いよいよ夏山シーズン到来です。 浅間山が山開きを迎え、 11日(土)、 小諸市側の登山口となる天狗温泉浅間山荘前では 記念セレモニーが行われました。 朝から青空が広がる五月晴れに恵まれたこの日。 山開きにあわせて記念登山を楽しもうと 大勢の登山客らが訪れました。
登山客 「これには毎年来てます。」 「いつも見てるところに登って、下見るのが楽しみですね。」 「浅間山は初めてです。」 「山登るのが好きなので、とにかく上まで登って景色を見たいと思ってます。」
受け付けでは、安全に登ってもらうため、 県の職員らが、登山計画書の提出などを呼びかけました。 セレモニー前には、芦原中学校吹奏楽部が演奏を披露。 大浅間火煙太鼓保存会の演奏も行われ、 勇壮な音色が会場を盛り上げていました。 また、演奏に合わせて、 こもろ観光局がことし制作したPR動画 「こもろ天狗登場」篇に出演したダンサーによる パフォーマンスも披露されました。 セレモニーでは、山開きを主催するこもろ観光局の 花岡隆理事長が挨拶。 同じく挨拶に立った小泉市長は、 「警戒レベルが下がり、登山客が増えたことで 浅間山が生き返ったようだ」と話しました。 安全祈願の火入れ式が行われ、 用意されたやぐらに火が灯されると、 いよいよ記念登山がスタートです。 登山道入り口手前に張られたしめ縄が切られると、 集まった登山客らは、護符とお神酒を受け取り、 山道を登っていきました。 浅間山は去年8月に、 火口から500mを超える範囲に影響を及ぼす 噴火の可能性が低くなったとして 噴火警戒レベルが2から1に引き下げられています。 以降規制が解除され、火口から500メートル手前の 前掛山までの登山ができるようになりました。 レベルが引き下げられたことで登れるようになった 賽の河原分岐点以降には、急な道も多いため、 安全に十分気を付けて登ってほしいとのことです。 絶好の登山日和となったこの日は、 市内外からおよそ500人が訪れ、 前掛山までの記念登山を楽しんでいました。     
   
 
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