『中澤嘉文作品展~北信濃の自然とともに五十年~(26.5.23)』

           
        Posted on 2026年 5月 29日      
     
       

「中澤嘉文作品展~

北信濃の自然とともに五十年~」が、

小諸高原美術館を会場に

4月26日から開催されています。


これに合わせ、5月23日(土)には、

ギャラリートークが行われました。


小諸高原美術館で開催中の

油彩画家・中澤嘉文さんの作品展。


北信濃の大自然とともに歩んできた

画業50年の集大成として、

48点の力作が展示されています。

 

初期の中澤さんの絵画は、

子どもを主役に据えた

メルヘンな作風が特徴的です。


これは、中澤さんが小諸市児童遊園地の

メリーゴーランドで遊ぶ子どもたちを

描いた思い出が原点になっています。

 

やがて中澤さんを

象徴する作品となっていったのは、

北信濃の豊かな自然や、

日本各地の風景を描いた油彩画。


青やグレーを基調とした画面には、

自然への畏敬と郷土への

深い愛情が息づいています。


またこの日は、作家本人を迎えて

ギャラリートークを開催。


中澤さんは、およそ20人の観客に向けて

作品ひとつひとつを丁寧に解説しました。


千曲市で生まれ育った中澤さん。

公募美術団体の「一水会」や

日展などで賞を受賞してから、

風景画を活動の主軸に置くように。


四季折々の自然の中でも、

とりわけ雪景色や早春の

澄んだ空気感に心を寄せ、

その感動を丹念に描き続けてきました。


中澤嘉文さん

「裏浅間の黒い土が好きなんですね。

雪が溶けて、だんだん黒くなってくる。

そこに自分も惹きつけられるっていう

感じのところを描いたものですね。

それと、その右が筒石海岸漁港ですね。

船が雪に埋もれて、それを描いたものですが、

海と空が印象的で、赤も少し飛ばしながら

描いていったのがよかったのかなと。


訪れた人たちは、

中澤さんの着眼点やこだわりを聞き、

より深く鑑賞を楽しんでいる様子でした。


写実的な描写の中に

詩情性も込められた中澤さんの世界観。

この作品展は、7月9日まで、

小諸高原美術館・白鳥映雪館で開かれています。


     
   
 
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