『一羔会主催 映画と講演の集い(17.9.16)』
社会福祉の現状について考える映画と講演の集いが
今月16日(土)に
佐久平交流センターで開かれました。
このイベントは、 社会福祉の課題について考える場として、 毎年この時期に開かれているものです。
主催しているのは一般財団法人一羔会(いちこうかい)です。 知的障害者支援施設である小諸学舎などの支援や 障害のある人の生活を支え、 多くの人に障害について理解してもらうための 啓発活動などを行っています。
会場には、 介護福祉関係者や一般市民など およそ200人が集まりました。
この日は映画の上映に続いて、 「若者が面白くする介護の未来」と題した 講演会が行われました。 講師を務めたのは、 株式会社Join For Kaigoの代表取締役 秋本可愛さんです。
秋本さんは現在26歳。 学生時代、 認知症の祖母を持つ友人がいたことをきっかけに 4年前、22歳の若さで会社を設立。 介護業界の人材育成や、 実際に介護現場で働いている人たちへの勉強会などを 行っています。
講演会の中で秋本さんは、 介護職の専門的な知識にとらわれずに 違和感に気が付くことが これからの介護の未来を変えると話しました。
「私が若手に注目している理由っていうのは、 私も含めて経験がない強さがあるなっていうのを感じています。」 「福島から被災されてご家族さんが看れなくなったのでって言って 東京の事業所に住まれていたんですけど、歯が2本しかなかったんですね。 でも食べるのをすごく楽しみにしていたおばあちゃんで。 もちろん専門職から見たときに、嚥下の力が弱っていて、 歯がないからミキサー食っていうジャッジなんですけども、 本当にそれでいいのかな?っていうのを 今問い直さないといけないなと思っています。」
秋本さんはこの経験から、 歯がない人でもおいしく食べられる 介護食の開発を行いました。
「やっぱりまだまだ私たちが伝えたい介護の魅力、 福祉の魅力、この人と人との関わりとか、 ものすごくドロくさい日々の日常であったりとか、 そこから生まれる絆っていうものはものすごく価値のあることだと感じております。」
最後に秋本さんは、 「仕事を通じて介護と福祉の魅力を 多くの人に伝えていくことを あきらめないでほしい」などと 参加者らに呼びかけていました。
このイベントは、 社会福祉の課題について考える場として、 毎年この時期に開かれているものです。
主催しているのは一般財団法人一羔会(いちこうかい)です。 知的障害者支援施設である小諸学舎などの支援や 障害のある人の生活を支え、 多くの人に障害について理解してもらうための 啓発活動などを行っています。
会場には、 介護福祉関係者や一般市民など およそ200人が集まりました。
この日は映画の上映に続いて、 「若者が面白くする介護の未来」と題した 講演会が行われました。 講師を務めたのは、 株式会社Join For Kaigoの代表取締役 秋本可愛さんです。
秋本さんは現在26歳。 学生時代、 認知症の祖母を持つ友人がいたことをきっかけに 4年前、22歳の若さで会社を設立。 介護業界の人材育成や、 実際に介護現場で働いている人たちへの勉強会などを 行っています。
講演会の中で秋本さんは、 介護職の専門的な知識にとらわれずに 違和感に気が付くことが これからの介護の未来を変えると話しました。
「私が若手に注目している理由っていうのは、 私も含めて経験がない強さがあるなっていうのを感じています。」 「福島から被災されてご家族さんが看れなくなったのでって言って 東京の事業所に住まれていたんですけど、歯が2本しかなかったんですね。 でも食べるのをすごく楽しみにしていたおばあちゃんで。 もちろん専門職から見たときに、嚥下の力が弱っていて、 歯がないからミキサー食っていうジャッジなんですけども、 本当にそれでいいのかな?っていうのを 今問い直さないといけないなと思っています。」
秋本さんはこの経験から、 歯がない人でもおいしく食べられる 介護食の開発を行いました。
「やっぱりまだまだ私たちが伝えたい介護の魅力、 福祉の魅力、この人と人との関わりとか、 ものすごくドロくさい日々の日常であったりとか、 そこから生まれる絆っていうものはものすごく価値のあることだと感じております。」
最後に秋本さんは、 「仕事を通じて介護と福祉の魅力を 多くの人に伝えていくことを あきらめないでほしい」などと 参加者らに呼びかけていました。