『ワイン文化を未来へ繋ぐ会 子どもたちワインラベル作り(23.11.24)』

           
        Posted on 2023年 12月 13日      
     
        ワイン生産者などで作る ワイン文化を未来へ繋ぐ会では 地元の子どもたちを対象に ワイン作り体験を企画しています。 今回その集大成として、 子どもたちが考えた ワイン用ボトルのラベルを作ろうと 先月24日(金)に小諸商業高校で ワークショップが行われました。
2年前に結成され、 ジオヒルズワイナリーの栽培・醸造責任者 富岡隼人さんが会長を務める 「ワイン文化を未来へ繋ぐ会」。 子どもたちに小諸のワイン文化を 身近に感じてもらおうと、 生産から販売までを子どもたちが手がける ワイン作りを結成当初から企画しています。
ことしも小諸商業高校の生徒と 千曲小、野岸小の児童らが、 小・高共同活動でのワイン作りを体験。 5つのグループに分かれ、 ワイン用ブドウの苗木の植え付けや、 手入れ、収穫などの農作業に 取り組んできました。
今回、活動の集大成として、 全2回に渡ってワインの商品化に向けた ラベル作りを実施。 この日は、3校の生徒と児童、 合わせて36人が参加し、 小諸商業高校でグループワークを行いました。
先月10日に行われた 1回目のグループワークでは デザインのアイデアを決定。 2回目となった今回は、 出来上がったデザインをもとに、 プロのデザイナーにアドバイスをもらいながら デザインを修正し完成させました。   子どもたちは、ぶどうを育てる中で見た景色や これまでのワイン作り体験で感じたことを デザインで表現。 その後全員の前で、 プレゼンテーションを行いました。
今回、5グループから出たラベルをそれぞれ採用。 ワインは全部で赤白100本ずつ販売します。 おととし、学校の先輩たちが植樹したぶどうも ことしはワインとして加工されます。
参加した生徒・児童 「一番最初にやぎに目を付けた班が あまり多くないと思ったので 自分たちの班はやぎが ものすごくいいなと思いました。 自分たちよりも 話かけてきてくれたりするので どんどん話題が出てやりやすいですね。 ぜひ小諸商業から何個か ラベル挙げられると思うんですけど やっぱり自分たちの班の このラベルを買っていただきたいですね。」
「こういうラベルになりました。 やぎとぶどうの木の印象強めで作りました。 やぎがかわいい。 (話してみてどうだった高校生) 思っていた以上にやさしくて感動した。」
「最初小学生2人が この絵を見てもらうと ぶどうに顔が書いてあるんですね。 もう一人カラフルなハートを 書いてくれた子がいて それをデザイナーさんが合体して 一つのラベルにしてくれたというところで 一人一人顔が違うんですね よく見ていただくと。 あと背景も3色あったんですけども その中でも小学生たちが 白が一番かわいいくて 絵が見やすいじゃないか と言ってくれたので このラベルにしました。 一粒一粒に顔が全部あって それが全部違うんですね。 幸せそうですね。 小学生とかと触れ合う機会 ってめったにないのでこの年になると、 みんな元気でいいですね 高校生より元気ですみんな。 小学生プラス高校生の思いも たくさんつまったワインになっているので ぜひとも味わって 飲んで頂ければなと思います。」
ワイン文化を未来へ繋ぐ会によると、 子どもたちが生産から携わったワインは 来年4月からジオヒルズワイナリーでの店舗販売、 またはオンライン販売を予定しています。   富岡隼人さん 「市民の皆さんや さらにその次の世代の子どもたちにも 飲めなくてもぶどうって どうやって育つのとか ラベルってこういう思いで デザインしているっていうのを まずは知ってもらうという きっかけのなればと思いやっています。 ことしは本当に春の作業の時から 写真なりその時感じたものを 紙で残したりとか デザインのコンセプトが すごいしっかりしているので 作る側売り手としても 楽しみな会になっていますね。 ワインの味を楽しんでいただくのも もちろんなんですけど そのデザインのストーリーや 子どもたちがどういう思いで このデザインを作ったかっていう バックグラウンドも知って頂くと よりワインが身近に 感じていただけるのではないかな と思うので買っていただければ すごく嬉しいです。」     
   
 
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