『フジ式クローズド型最終処分場コアシールドシステムカットモデル完成(16.7.8)』
フジコーポレーション本社には、 報道関係者や、行政の職員、 それに最終処分場の技術システム研究に携わる人など、 およそ70人が集まりました。 今回披露されたのは、 フジコーポレーションが独自に開発したシステムを搭載した 最終処分場のカットモデルです。 カットモデルとは、内部の構造が見えるように、 工業製品などを切断したもので、 システムの説明用に作られました。 今回のシステム開発には、各分野から6社が協力していて 小諸市からは竹花工業株式会社が携わっています。 この処分場の特徴は 廃棄物を遮水性の優れたコンクリートの中に閉じ込め 外部への影響を無くし 埋め立て終了後の土地を 有効活用できるということです。 併せて、施設の構造を把握できる可視性が 従来とは大きく異なります。 また、この日は、市内御影にある 廃棄物最終処分場跡地のお披露目が行われました。 こちらは現在、小諸市にある農業法人 株式会社YMベジックが農地として利用しています。 平成17年11月から平成26年3月まで運用された 御影の産業廃棄物管理型最終処分場。
通常、処分場を農地などとして活用するためには、 施設閉鎖後2年のモニタリング期間が必要です。 今回はフジコーポレーション独自のシステムにより、 埋め立て終了からわずか1か月で処分場の 早期廃止が実現しました。 この独自のシステムは 廃棄物を汚染物質を遮断する技術を活用した コンクリートの中に閉じ込め その上に盛り土(もりど)をすることで 跡地を活用できるという仕組みです。
更に、処理場が稼働している時点で 廃止基準項目のデータを収集・分析し、 全ての項目について基準値以下であることを確認。 インターネット上で公開してきました。 農地の実面積は1万2千200平方メートルです。 最終処分場跡地の農地利用は 日本初の事例ということです。
この農地を利用するYMベジックは 今年4月にサニーレタスなどを定植。 6月には初出荷を迎えました。 多くの自治体が廃棄物の最終処分に頭を痛める中、 最終処理場を早期に農地として活用したという 今回の事例は大きな注目を集めそうです。