『パティスリー・サダハル・アオキ・パリ 市内に「焼き菓子工場」建設へ(22.3.3)』

           
        Posted on 2022年 3月 16日      
     
        世界的に活躍している パティシエ 青木定治さんが経営する株式会社SAJが 国内では初となる焼き菓子の自社製造工場を 小諸市内に建設することになりました。
青木定治さんは1998年フランス・パリにアトリエを開設。 2011年にはフランス最優秀パティシエに。 2012年には、フランスの「トップ5ショコラティエ」 「トップ10パティシエ」に選ばれます。 2018年にはフランスで最も権威のあるショコラ品評会で 7度目の最高位を受賞するなど、 国内外で幅広く活躍しています。
現在、青木さんが経営する「SAJ」は、 国内に8店舗の洋菓子店を構えています。 そのうちの1つが、2020年秋に開設した 軽井沢町のアトリエです。 手間ひまかけて作ったフルーツが出荷できなくなってしまった 農家を応援したいと立ち上げた コンフィチュール「ジャム」の製造工房で、 青木さんの作る焼き菓子なども販売しています。
今回は新たに、 小諸市内に、国内初の自社製造工場として 「焼き菓子工場」の建設を進めることを決定。 場所は市の土地開発公社が所有していた 西原の小諸インター近くのおよそ4000㎡の土地で、 鉄骨2階建て、延べおよそ600㎡の工場を新設予定です。
この春にはもう1店舗、国内にオープン予定で、 販売数量が増え、事業拡大が必要となったことから 国内初の自社工場をつくることになりました。
軽井沢にアトリエを構えたことで、 長野県産のフルーツや食材などを 活用するようになったことから 長野県内に絞り込んで土地を選定。 大都市圏からの交通の便が良く、 浅間山などの景観も非常に良いとして、 小諸市での建設を決めたと言います。
年内の着工を目指し、完成は来年2023年の末を予定。 従業員は地元を中心におよそ20人雇用する計画です。 小諸市では、地域のブランド力向上や 雇用の確保に期待を寄せています。     
   
 
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