『ハローアニマル 新春おたのしみDAY(20.1.11)』

           
        Posted on 2020年 1月 23日      
     
        県の動物愛護センターハローアニマルで、 今月11日(土)に開かれた 「新春おたのしみデー」に合わせ 講演会が行われました。 この日は去年の台風19号災害を受け、 「今さら聞けない犬の飼い方」 ~災害時に困らない習慣を身につける~というテーマで 講演が行われ、 およそ50人が訪れました。
講師を務めたのは、 JAHA認定家庭犬しつけインストラクターで 日本獣医生命科学大学非常勤講師の 矢崎潤さんです。 矢崎さんは、 環境省をはじめ動物行政関係者研修会の講師や 新聞・雑誌、テレビの出演など全国で指導をしています。 この日の講演では、 災害時に飼い主が困らないために しつけのポイントについて説明しました。 「うちの子、散歩に行って帰ってくるのだけれど、 元気に家の中走り回っているわという小型犬がいたら、 今行った散歩は準備運動に過ぎなかったと思ってください。 うちの子はもっと動かなければいけない子だと思ってください。 犬種ではない、個性なんです。」 また、自身の経験を踏まえ、 日常生活で役に立つことが災害時にも役に立つと話し 次のように述べました。 「若くて健康で、エネルギーがありあまっている時というのは ガス抜きが必要なんです。どこかでしっかり抜いてあげてください。 抜いたうえで、体を触ったり、 ケアをすることを受け入れてもらった動物というのは、 穏やかにブラッシングや体を触ることを受け入れます。 実際に災害が起きた時にいざつれて逃げると だっこしないといけないことが沢山あります。 そして、ケガをしたら、 そこを誰かに処置してもらわないといけないわけです。 人の手に慣れさせること、 じっとすることを受け入れさせることは 日常生活と何も変わりません。」
参加者らは、災害時に備え 日常生活から実践するために真剣に耳を傾けていました。     
   
 
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