『ドローンを活用した山小屋への重量物輸送実証 (24.12.12)』
千曲運輸株式会社と
KDDIスマートドローン株式会社による
ドローンを活用した
山小屋への重量物輸送の実証実験が
今月12日(木)に、
天狗温泉浅間山荘グラウンドで
行われました。
この日は、 千曲運輸株式会社代表取締役社長の 中嶋剛登さんと KDDIスマートドローン株式会社 ソリューションビジネス推進2部の 星野寛明さんなど およそ30人が集まり ドローンによる物資輸送の 実証実験が行われました。 千曲運輸株式会社では ドローン事業部として、 JUAVACドローンエキスパートアカデミー長野校を 小諸市内に開設し、 防災や物資輸送などの際に活躍する ドローン操縦士の育成などに 力を注いでいます。
今回の実証実験は、 ことし8月に 千曲運輸株式会社が 長野県の 「ドローン活用信州モデル創出補助金」に 採択されたことを受け ドローンによる行政課題の 解決に向けた取り組みとして 実施されたものです。 実証実験では、 ドローンを活用して 浅間山荘グラウンドから 浅間山の火山防災施設「火山館」への 物資輸送が 行われました。 今回運ばれた荷物は、 飲料や日用品などおよそ20キロ。 歩くと往復3時間かかる距離を 11分で飛行しました。
火山館は、登山者支援や登山道の維持において 重要な役割を果たしています。 しかし、山岳への物資輸送には かなりの制限があり、 現在、火山館への物資輸送は ヘリコプターでも行っていますが、 コストが高く、 事業者の負担も大きくなっています。
そんな中、 山岳地帯や寒冷地でも 運用可能な大型ドローンが登場。 こうした最新型の ドローンを活用することで、 効率的な配送方法や 災害時の対応力強化に つなげることができます。
千曲運輸株式会社と KDDIスマートドローン株式会社は、 今回の実証実験で 明らかになった成果や課題を 実践に繋げていきたいとしています。
KDDI 星野さん 「補助者を置いて 機体がずっと見える状態での飛ばし方を 今回行っておりますので、 今後荷物を本当に 山小屋に配送していくとなりますと、 コストっていうところを 考えていかなければならないのかなと思います。 そうすると、人をたくさん置いていたりすると 人件費等がかかってきて、 コストが跳ね上がってきてしまうかなと思うので、 補助者であったりとか できるだけ人を減らし ていくといったところの飛ばし方を 模索していく必要があるかなと思います。 これまでの一部機体ですと、 先ほどの小雪程度でも、 防水性能のない機体ですと、 飛ばせない といったところがありましたけれども、 こういった山岳地 帯は冬の時期になってきますと、 小雪が散らつくことっていうのは 多々あるかと思いますので、 そういった状況でも 飛ばせる機体が出てきたっていうところは 今後のドローンの活用の幅が 広がってくるかなと思います。」 千曲運輸 中嶋さん 「小諸市も含めて長野県っていうのは、 とても山が多いわけでして、 実は今回の火山館までの距離 っていうのは、 人で歩くと往復で 3時間くらいかかってしまう。 そういう距離を 荷物を運んでいるわけなんですね。 そういったことを いかに効率よくやっていくかっていうのを ドローンを通して 実証できればいいかな っていうことでやらせていただいています。 この実証を実走できるように、 皆さんの作業の生産性を 上げられるようなことができればいいな っていうのもありますし、 私共、ドローンのJUAVAC という学校なんですけれども、 ドローン減災士という資格も 皆さんに提供できるような コースも持っておりまして、 防災にも生かしていただいたりとか、 あとは物資輸送にも 生かしていただくようなことが できたらいいかなと思っています。」
この日は、 千曲運輸株式会社代表取締役社長の 中嶋剛登さんと KDDIスマートドローン株式会社 ソリューションビジネス推進2部の 星野寛明さんなど およそ30人が集まり ドローンによる物資輸送の 実証実験が行われました。 千曲運輸株式会社では ドローン事業部として、 JUAVACドローンエキスパートアカデミー長野校を 小諸市内に開設し、 防災や物資輸送などの際に活躍する ドローン操縦士の育成などに 力を注いでいます。
今回の実証実験は、 ことし8月に 千曲運輸株式会社が 長野県の 「ドローン活用信州モデル創出補助金」に 採択されたことを受け ドローンによる行政課題の 解決に向けた取り組みとして 実施されたものです。 実証実験では、 ドローンを活用して 浅間山荘グラウンドから 浅間山の火山防災施設「火山館」への 物資輸送が 行われました。 今回運ばれた荷物は、 飲料や日用品などおよそ20キロ。 歩くと往復3時間かかる距離を 11分で飛行しました。
火山館は、登山者支援や登山道の維持において 重要な役割を果たしています。 しかし、山岳への物資輸送には かなりの制限があり、 現在、火山館への物資輸送は ヘリコプターでも行っていますが、 コストが高く、 事業者の負担も大きくなっています。
そんな中、 山岳地帯や寒冷地でも 運用可能な大型ドローンが登場。 こうした最新型の ドローンを活用することで、 効率的な配送方法や 災害時の対応力強化に つなげることができます。
千曲運輸株式会社と KDDIスマートドローン株式会社は、 今回の実証実験で 明らかになった成果や課題を 実践に繋げていきたいとしています。
KDDI 星野さん 「補助者を置いて 機体がずっと見える状態での飛ばし方を 今回行っておりますので、 今後荷物を本当に 山小屋に配送していくとなりますと、 コストっていうところを 考えていかなければならないのかなと思います。 そうすると、人をたくさん置いていたりすると 人件費等がかかってきて、 コストが跳ね上がってきてしまうかなと思うので、 補助者であったりとか できるだけ人を減らし ていくといったところの飛ばし方を 模索していく必要があるかなと思います。 これまでの一部機体ですと、 先ほどの小雪程度でも、 防水性能のない機体ですと、 飛ばせない といったところがありましたけれども、 こういった山岳地 帯は冬の時期になってきますと、 小雪が散らつくことっていうのは 多々あるかと思いますので、 そういった状況でも 飛ばせる機体が出てきたっていうところは 今後のドローンの活用の幅が 広がってくるかなと思います。」 千曲運輸 中嶋さん 「小諸市も含めて長野県っていうのは、 とても山が多いわけでして、 実は今回の火山館までの距離 っていうのは、 人で歩くと往復で 3時間くらいかかってしまう。 そういう距離を 荷物を運んでいるわけなんですね。 そういったことを いかに効率よくやっていくかっていうのを ドローンを通して 実証できればいいかな っていうことでやらせていただいています。 この実証を実走できるように、 皆さんの作業の生産性を 上げられるようなことができればいいな っていうのもありますし、 私共、ドローンのJUAVAC という学校なんですけれども、 ドローン減災士という資格も 皆さんに提供できるような コースも持っておりまして、 防災にも生かしていただいたりとか、 あとは物資輸送にも 生かしていただくようなことが できたらいいかなと思っています。」