『ジャパン・ツーリズム・アワード受賞報告表敬訪問 (25.10.1)』
本社を小諸市に構えている、
佐久市臼田の酒蔵ホテル「クラビトステイ」。
この度、「クラビトステイ」が、
観光の発展・拡大に貢献した国内外の団体などを表彰する
「第9回ジャパン・ツーリズム・アワード」で
大賞の国土交通大臣賞、
そして「学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード」を
W受賞しました。
小諸市出身・在住の田澤麻里香さんが代表を務める、
酒蔵ホテル「クラビトステイ」。
佐久市臼田の橘倉酒造敷地内に、
世界で初めて酒造り体験ができるホテルとして
2020年に開業しました。
今回、「クラビトステイ」は
「第9回ジャパン・ツーリズム・アワード」で
大賞の国土交通大臣賞と
「学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード」
のW受賞という快挙を達成。
10月1日(水)には、
株式会社クラビトステイの田澤麻里香社長と
橘倉酒造株式会社の井出平代表取締役が市役所を訪れ、
小泉市長らに受賞を報告しました。
「ジャパン・ツーリズム・アワード」とは、
観光の発展・拡大に貢献した国内外の団体などを
表彰するもの。
日本観光振興協会などが主催し、
「革新性」や「持続性」、「地域活性化への貢献」を
主に着目して審査しています。
クラビトステイについては、
「外国人観光客に人気が高く、
日本文化の核心にもあたる
〝日本酒〟にフォーカスし、
国際交流や文化継承の面で大きく貢献している」点を
高く評価。
また、本格的な蔵人体験や、
蔵人宿舎をリノベーションした宿泊施設の提供という独創性も
高評価を得たと言います。
田澤さんは、2018年に小諸で行われた
起業家発掘のソーシャルビジネスコンテスト
「みんなの夢アワード」でグランプリに。
その後、全国大会でもグランプリに輝き、
その賞金を活用して実現した事業がクラビトステイです。
現在は、
世界31か国・地域、のべ800人が訪れる人気ホテルに。
今回の受賞を受けて田澤さんは、
小諸市の人材育成に活用してほしいと、
「みんなの夢アワードin小諸」で得た賞金と
同額の支援金を寄付する予定ということです。
田澤社長
「今回のアワード、4つの評価項目があったんですけれども、
中でも特に評価していただけたのが
〝地域内のさまざまな事業所の方々と
連携をして観光の質を高めた〟というところを
1番ご評価いただけたと思っています。
引き続き佐久地域全体の文化・資源の豊かさを
国内外の方に発信していきたいなというふうに思っていますし、
内閣府のクールジャパンプロデューサーという
肩書もこの間にいただけたので、
今後も観光振興に尽力できるような、
そんなふうに自分自身もさらに勉強して、
貢献できるように成長していきたいな
というふうに思います。」