『サイエンス・イベント「世界の風穴・氷室・地下貯蔵庫」 (25.11.2)』
市内氷区に残る天然の冷蔵庫、「風穴」。
地域の歴史財産である「風穴」について学ぶ
一般講演会と子供向けの化学イベントが
11月2日(日)、安藤百福センターで開かれました。
天然の冷蔵庫とも言われている風穴や氷室。
去年から冷熱エネルギーを生かした
風穴などの価値を見直し、
新たな活用の可能性を探る研究が進められ、
小諸の氷風穴をはじめ
各地の氷室などを対象に行われています。
今回は、
この研究者らでつくる自然冷熱機能研究会が、
風穴など、自然冷熱エネルギーのもつ魅力や
おもしろさを知ってもらおうと
初のサイエンスイベントを小諸市で開きました。
会場では子どもたちを対象に
実験や風穴に関する工作イベントが行われました。
太陽光などで硬化する合成樹脂レジン液で
雪の結晶を再現した他、
お菓子を材料にミニチュアサイズの氷風穴を制作。
さらに、牛乳パックで氷風穴を再現するなど
様々な実験を通し、風穴の不思議を体験しました。
子どもから大人まで参加した人たちは、
実験や工作に積極的に取り組み、
風穴の仕組みの理解を深めていたようでした。
また、自然冷熱機能研究会代表の斉藤和之さんによる
「自然冷熱エネルギー利用の営み
~環境と機能と施設~」をテーマにした
講演が行われました。
斉藤さんはまず、電気に頼らず、
自然の冷たさを生かす、
「自然冷熱エネルギー」について説明しました。
続いて、その具体例として、
風穴や氷室、アイスシェルタ―などを紹介。
また、実際に自然の冷気を利用した
食糧などの貯蔵方法についても触れました。
今後は地域や産学官との連携で
研究を進めていけるようにしたいと
締めくくりました。
自然冷熱機能研究会
「風穴サミットを行った後、
住民の方が風穴の保存に力を入れていらして
単なる調査だけでなく風穴を保存している方々との協働。
一緒にやっていくというのがやりやすかったですし、
とても意味があるかなと。なのでこの場所を選びました。
氷風穴は、風穴として使われていて、
同時に観光できてみても風穴がどういう風にできているのか、
それを体験するのにとてもよい場所になっています。
入っていく度に寒さがだんだん進んでいくという
あの楽しさをぜひ体験して頂きたいと思います。」