『イトーピア小諸森のコミュニティ活動の歩み展(24.11.6)』

           
        Posted on 2024年 11月 20日      
     
        市内諏訪山にある別荘地、 イトーピア小諸の住民らでつくる 「イトーピア小諸森のコミュニティ」。 持続可能な豊かな地域づくりを目指して、 おととし9月に発足し、 年間を通して 様々な活動を行ってきました。 その活動を多くの人に 知ってもらおうと、 「活動の歩み展」と題した 活動記録の展示紹介が あぐりの湯こもろの ふれあいギャラリーで開かれています。
このイトーピア小諸に住み、 森のコミュニティの副代表を務める 樋田明さんは、 1月の能登半島地震発災以降、 出身地である輪島市町野地区で 毎月ボランティア活動を実施。 5月からは穴水町の空き家を取得し、 小諸と穴水の2地域生活を開始して、 空き家再生と畑作りをしながら、 被災地での支援活動に携わっています。
今月3日には、 森のコミュニティ主催の 「防災ウォ―キング」が企画され、 樋田さんが住民らに 能登の現状を伝えました。
樋田さん 「災害地が自分のふるさとだった というのが大きいですね。 それで何とかしたいと 単純な思いがスタートです。 状況把握ということを まず最初にして それからできることを探したい とそんな感じでした。 小諸市から通っていると 行ったり来たりが大変なんですね。 ひょっとしたら 適当な空き家があるかもしれないと 空き家探しを始めたんですね。 適当なものを見つけるうちに 借りるのがいいか買った方がいいかという 選択に迫られまして こんなに安く買えるなら買った方がいいな と思って最終的に 農地付きの1件に絞ったわけです。 それが穴水町だったんですね。 ボランティア活動としては 地域の人と道路の草刈りするとか、 途中七尾市のテント村を利用して 七尾市のボランティアに 参加するとかしながら 2、3か月経っていったんですね。 地域の人と一緒に活動するとか、 能登半島の地の利を生かした活動に なるかなと思ったわけです。 特に私が関わっている 輪島市町野地区は被害が大きくて、 これから先を考えると4、5年 かかるんじゃないかな という思いがありますので、 残っている地域の人と話をしながら、 自分ができるようなことを 何か探しながら 少しずつやっていくしかない という思いですね。 支援というのは ボランティアを始めとして いろいろな形があるものですから、 そういうものが豊かに広がればいいし 自分のやっていることも 位置付けられて 長く続けられればいいかな という思いです。」
「イトーピア小諸森のコミュニティ」 では、今後も 仲間を増やしながら 活動を続けていきたいとしています。
小林さん 「石の上にも3年という言葉がありますけれど、 ようやく3年となりました。 活動自体も同じような活動をしていまして、 それぞれのリーダーが 独自で活発に それぞれメンバーを増やしたりして 努力をしてくれていると思うんです。 文化部の中のサークル活動も 活発に活動していまして、 日本画も作品が増えたみたいで、 それぞれのクラブでも いろんな形で取り組んでいただいているので、 少しずつ活動が前に 進んでいるかなと思っています。 今回の樋田さんの防災の講話についても 少しでもみなさんに 認知していたいだいて 森のコミュニティが 有意義であるという認識を していたいだきと思って 活動していますけどね。」     
   
 
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