『みんなで学ぼう性教育 障がい児・者の性教育(25.6.7)』

           
        Posted on 2025年 6月 24日      
     
       

多様な性について考える講演会が、7日(土)、

野岸の丘総合福祉センターを会場に開かれました。

 

この講演会は、

障害のある児童の保護者や教職員らが

性に対する理解を深め、

児童への「性」の伝え方を学ぶことを目的に

吉祥会の小林哲子さんが

主催して開いたものです。


講師を務めたのは、

30年以上障害のある児童と

性教育に向き合ってきた

障がい児・者「ゆいの会」代表の

東みすゑさんです。


講演の中で東さんは、

エプロンに男女それぞれの

身体の内部を表現した手作り教材

「エプロンシアター」を用い、

視覚的、聴覚的要素を組み合わせた

性教育の指導法を紹介。


性をタブー視しないこと、

そして指導する時は

否定の言葉を使うのではなく

何がダメなのか具体的な言葉で表現することなどが

大事だと話しました。

 

集まった人たちは、

時折メモを執るなどしながら、

東さんの講演に耳を傾けていました。

 

小林哲子さん

「女性だけの話とか、こっそり、

陰でそういうマイナスなイメージが強いんですけど、

実は性教育っていうのは命の学びであり、

人権教育、健康教育そういったものに

つながっていくので、

ぜひこういう開かれた、

明るいみんなで学ぶ

そんな機会になればと思い開催しました。

やはりお子さん方がどの施設どの学校、

家庭においてもみんなが同じことを

大人が言ってくれると

混乱がないと思うんですよね。

ですからそういう

共通の学びができたらと思います。

今回学んでくださったみなさんが

家庭や学校、施設で、試してみて

その結果どんなことになったのか

という実験結果ではないですが、

持ち寄ってまた秋に報告会などもできたら。

またきょうこの講演会を聞いて

こんな人にも伝えたいなんてことがあったら

その人を呼んで頂いたりして、

また次にステップアップしていけたらな

と考えています。

性教育ってみんなで意識して開いていかないと

いつまで経っても

マイナスなイメージだと思うんですよね。

ですからみんなで話し合うという心持を持って

また開催日などを

お知らせさせていただきますので

お出かけいただけたらと思います。」

     
   
 
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