『こんやまち寺子屋(25.7.22)』
紺屋町区では、
今月22日から25日までの4日間、
夏休みに合わせて
「こんやまち寺子屋」と題した教室が
開かれました。
「こんやまち寺子屋」は、
夏休み期間中、
親が仕事で不在の子どもたちを地域で見守ろうと
紺屋町区が去年から開いているものです。
7月22日から25日までの4日間行われ、
初日となったこの日は、
11人の子どもたちが参加しました。
「こんやまち寺子屋」では、
4日間の日程の中で、
さまざまなプログラムが組まれています。
朝のラジオ体操から始まり、
会館の清掃を終えた子どもたちは、
まず、夏休みの宿題に取り掛かかります。
分からない問題は
上級生が下級生に教えてあげるなどしながら、
真剣に宿題に取り組む子どもたちの姿が
見られました。
宿題を終えた子どもたちは、
図書館で地域の歴史について学んだり
座禅・写経体験を行ったり
おもちゃを手作りしたりと
たくさんのイベントを経験。
子どもたちにとって
夏休みの思い出に残る
充実した4日間となったようです。
子ども
「これで2回目ですけど、
グレードアップしているということを聞いて、
結構楽しみにしていて。
夏休み自体は一カ月と結構長い中で、
この4日間は楽しい4日間になると思います。
こうやって他の学年とかと
遊べたり関わるいい機会になるからいいなと。
中学とかになってもみんなで楽しくやりたいです。」
「去年は宿題の時間がメインで
そんなにやることがなかったので、
1日みんなで適当に遊んでみたいな感じだったんですけど、
ことしはそれが改善されていて、
すごくいろいろなイベントがあって、
面白そうだなと思っています。
実際、今も楽しいです。
楚山さんを含めた大人の人たちが
見守ってくれているので、
その安心感というものがあります。
一番楽しみにしていることは、
あした(23日)にある
手作りおもちゃのボランティアの方が
来てくれるのがどんなおもちゃが作れるのか
少し興味深く思っています。」
「ことしは毎日いろいろ体験が多くできるので、
少ない期間だけどうれしいと思います。
家だと自分だけでしかできないから、
ちょっと進めにくいけど、
ここに来るといろんな学年の人たちがいて、
教えてもらうこともできるし、
教えることもできるから
勉強がより進みます。
お寺に行って座禅とか
お経を書いたりするのが、
1回もやったことなくて、
どんな感じなのかなって楽しみです。」
紺屋町区では
子どもたちの交流や夏の思い出の場として、
来年以降もこの教室を続けていきたいとしています。
楚山区長
「ことしは午前と午後で、
どちらか小諸市の出前講座とかを使って
外に出てみんなで楽しく勉強したり、
地域のことを学んだりということが
できればと思って企画しました。
来て、みんなやりたいことがバラバラなんだけど、
宿題の時間に集中して、
する時は子どもたちもちゃんと集中するんだな
と思って面白いなと思います。
こういうのを毎年つなげていって、
上級生が小さい子どもたちの面倒を見る
というつながりが
ずっと続いていけばいいなと思って、
なるべく長く続けていきたいなと思っています。」