『こもろ雑穀プロジェクト えごまの作付け講習会(13・6・1)』
1日(土)、いくさやあわの生産者で作る「こもろ雑穀プロジェクト」では、
一般向けの雑穀の作付け講習会を行いました。
会場となった、南町にある吉川義男(よしお)さんの畑には、市内外からおよそ30人が集まりました。
この講習会は、かつて浅間山麓地域で豊富に作られていたという雑穀を見直し、
雑穀の栽培方法を知ってもらうことで生産者の拡大に繋げようと、
いくさや粟の生産者で作る「こもろ雑穀プロジェクト」が主催して開いたものです。
市内の子育て支援団体「NPO法人キッズ愛」や雑穀を使った商品開発などを行っている
「食ママ倶楽部」も協賛し、この日は幅広い世代の人が集まりました。
用意された種は、黒エゴマを中心にアセランサスやたかきび、ハトムギなどの雑穀です。
集まった人たちはスタッフから説明を受けると、さっそく種まきに挑戦しました。
参加した人の中には初めて鍬を持つという子どもの姿もありましたが、時折大人の手を借りながら、
一生懸命 畑を耕していました。
また、等間隔で丁寧に種を植え付けている参加者の姿もあり、皆思い思いに作付け体験を
楽しんでいるようでした。
こもろ雑穀プロジェクトでは、今年度から怪我や高齢などの理由で空き地になっている畑を
有効活用して雑穀を栽培するという「こもろ雑穀プロジェクトお助け隊」と題した
ボランティアスタッフの募集も始めています。
プロジェクトでは、こうした活動を通して遊休農地の解消や、次世代の生産者の育成に
つなげていきたいとしています。
こもろ雑穀プロジェクトでは、現在、一緒に雑穀畑の生産のサポートをしてくれる
ボランティアスタッフ「お助け隊」を募集しています。
ボランティアスタッフには、収穫した雑穀がプレゼントされるということです。
ご興味のある方は、こもろ雑穀プロジェクト事務局080-3545-8890までお問い合わせください。
また、この日植えた種が収穫時期を迎える秋ごろには収穫体験も予定しているということで、
収穫を通して雑穀の魅力を多くの人に伝え、いずれは参加者たちに雑穀の生産へも
興味を持ってもらいたいとしています。