『こもろ観光局設立シンポジウム(17.2.16)』
小諸の観光のかじ取り役として去年、小諸市と小諸市観光協会、小諸商工会議所が立ち上げた
「こもろ観光局」の設立シンポジウムが16日(木)、ステラホールで開かれました。
会場には、観光局の理事者ら関係者をはじめ、市民などおよそ150人が集まりました。
シンポジウムの第一部では、事務局の職員が観光局設立の経緯や 今後の具体的な事業について説明しました。
その中で、観光局のロゴデザインや、観光局が営業開始となる 今年4月3日から開設予定のホームページの内容やデザインが紹介されました。
また、旅行者の滞在・再来訪を促す独自の「着地型旅行商品」については、 老舗味噌店での味噌仕込み体験や高原で星空を満喫するプランなどを企画。 今年一年で30商品の開発を目標に地元業者や住民団体と協力しながら 開発を進めていくと説明しました。 土産品については、現在市内の和菓子店と共同開発した 「戦国落雁」を会場で配布。
新たに開発したというパッケージデザインがお披露目されたほか、 懐古園のさくらまつりや紅葉まつりを中心に 販売していく計画が説明されました。
続いて行われた第2部では、 観光局の花岡隆理事長や 副理事長を務める小諸商工会議所の塩川秀忠副会頭、 小諸市の小林拓美経済部長の他、 市内二つの高校の生徒がパネラーとして参加し、 「観光で創る小諸の未来」をテーマに パネルディスカッションが行われました。 コーディネーターを務めたのはジャーナリストで 小諸市の観光大使を務める 島田始さんです。コメンテーターには小諸市出身で これまで小諸市の観光地域づくりビジョン策定に携わってきた 大正大学地域構想研究所教授の清水愼一さんを迎え、 パネラーがそれぞれの立場から 小諸の観光やまちづくりについて意見を述べました。 花岡理事長 「今までは来た人に良いことで、住む人のこと考えていなかった。
住んでよしというのが入ってきた。その辺が、これまでと観光局の大きな違い。 帰ってきたい小諸づくりをやる時、観光局はどういった使命あるか、今日はそのヒントを得たい。」
塩川副理事 「たとえば、観光局ができることによって製造業というのは、 実際観光はそれほどメリットはない。ただ、世界中からの日本中から、お客様が小諸に来る。 そのときに、懐古園で有名な素晴らしい小諸、浅間山の景色が綺麗な小諸だという所で、 やはり会社のいろんなブランド、質を、地域が持ち上げてくれるというところは、沢山あると思う。 小諸を誇れるような街にしていけたら一番いい。」
こうした意見に対し、 コーディネーターの島田さんは次のように話しました。
「観光客っていうのは、ものも食べたいし、買いたいし、商業も全部、観光商品なんですよ。 工場だって見学とか、観光商品。 だから今回の観光局で一体化していくということの素晴らしさってあると思うんですよね。」
また、パネラーとして参加した高校生たちからは こんな意見も出されました。 内田さん 「歴史とかはとてもいいと思うが、自分たちが遊んだりする場も少ない。 やはり遊ぶとなったら佐久市、上田市の方に行く。 電車までの待ち時間とかをこの小諸市で、停車場ガーデンなどもあるが、 簡単な喫茶店とかがあれば、時間をつぶせる。そこで、友達と話したりできる。」
樋沢さん「小諸のことを、高校生は知らない。 小諸のことをよく理解しているのであれば、地元と都会のメリット、デメリットの比較ができ、 また新しい視点が生まれたり、将来地元はこういういいところだって紹介しやすい。 小諸のことを教えてもらいたいと思う。」
高校生たちの意見に対し、花岡理事長らは次のように意見を述べました。
花岡理事長 「高校生はこれからの人。彼らがこういうまちなら住みたいというまちにしていかなくては。」 小林部長 「今の高校生、彼らは観光大使。お金をかけず全国に小諸の魅力伝えてくれる。 今の高校生にも観光局中心に発信していくこと大切。」
この日、最後には コメンテーターを務めた清水さんが挨拶に立ち会を締めくくりました。 小諸の観光のかじ取り役を担う「こもろ観光局」は いよいよ今年4月3日から営業を開始します。
シンポジウムの第一部では、事務局の職員が観光局設立の経緯や 今後の具体的な事業について説明しました。
その中で、観光局のロゴデザインや、観光局が営業開始となる 今年4月3日から開設予定のホームページの内容やデザインが紹介されました。
また、旅行者の滞在・再来訪を促す独自の「着地型旅行商品」については、 老舗味噌店での味噌仕込み体験や高原で星空を満喫するプランなどを企画。 今年一年で30商品の開発を目標に地元業者や住民団体と協力しながら 開発を進めていくと説明しました。 土産品については、現在市内の和菓子店と共同開発した 「戦国落雁」を会場で配布。
新たに開発したというパッケージデザインがお披露目されたほか、 懐古園のさくらまつりや紅葉まつりを中心に 販売していく計画が説明されました。
続いて行われた第2部では、 観光局の花岡隆理事長や 副理事長を務める小諸商工会議所の塩川秀忠副会頭、 小諸市の小林拓美経済部長の他、 市内二つの高校の生徒がパネラーとして参加し、 「観光で創る小諸の未来」をテーマに パネルディスカッションが行われました。 コーディネーターを務めたのはジャーナリストで 小諸市の観光大使を務める 島田始さんです。コメンテーターには小諸市出身で これまで小諸市の観光地域づくりビジョン策定に携わってきた 大正大学地域構想研究所教授の清水愼一さんを迎え、 パネラーがそれぞれの立場から 小諸の観光やまちづくりについて意見を述べました。 花岡理事長 「今までは来た人に良いことで、住む人のこと考えていなかった。
住んでよしというのが入ってきた。その辺が、これまでと観光局の大きな違い。 帰ってきたい小諸づくりをやる時、観光局はどういった使命あるか、今日はそのヒントを得たい。」
塩川副理事 「たとえば、観光局ができることによって製造業というのは、 実際観光はそれほどメリットはない。ただ、世界中からの日本中から、お客様が小諸に来る。 そのときに、懐古園で有名な素晴らしい小諸、浅間山の景色が綺麗な小諸だという所で、 やはり会社のいろんなブランド、質を、地域が持ち上げてくれるというところは、沢山あると思う。 小諸を誇れるような街にしていけたら一番いい。」
こうした意見に対し、 コーディネーターの島田さんは次のように話しました。
「観光客っていうのは、ものも食べたいし、買いたいし、商業も全部、観光商品なんですよ。 工場だって見学とか、観光商品。 だから今回の観光局で一体化していくということの素晴らしさってあると思うんですよね。」
また、パネラーとして参加した高校生たちからは こんな意見も出されました。 内田さん 「歴史とかはとてもいいと思うが、自分たちが遊んだりする場も少ない。 やはり遊ぶとなったら佐久市、上田市の方に行く。 電車までの待ち時間とかをこの小諸市で、停車場ガーデンなどもあるが、 簡単な喫茶店とかがあれば、時間をつぶせる。そこで、友達と話したりできる。」
樋沢さん「小諸のことを、高校生は知らない。 小諸のことをよく理解しているのであれば、地元と都会のメリット、デメリットの比較ができ、 また新しい視点が生まれたり、将来地元はこういういいところだって紹介しやすい。 小諸のことを教えてもらいたいと思う。」
高校生たちの意見に対し、花岡理事長らは次のように意見を述べました。
花岡理事長 「高校生はこれからの人。彼らがこういうまちなら住みたいというまちにしていかなくては。」 小林部長 「今の高校生、彼らは観光大使。お金をかけず全国に小諸の魅力伝えてくれる。 今の高校生にも観光局中心に発信していくこと大切。」
この日、最後には コメンテーターを務めた清水さんが挨拶に立ち会を締めくくりました。 小諸の観光のかじ取り役を担う「こもろ観光局」は いよいよ今年4月3日から営業を開始します。