『こもろ女性会議(19.10.20)』
女性が活躍できる社会をつくっていくために―。
小諸市では初めての企画となる「こもろ女性会議」が、
20日(日)ステラホールを会場に開かれました
「こもろ女性会議」は、
女性の考えを市政に反映すると共に、
女性の持っている「力」を発揮できるステージを
作っていくことで、
女性が活躍できる社会につなげようと、
市が今回初めて企画したものです。
市内の企業などで働く女性や、
ボランティアサークル、
女性団体に入って活動をしている人など、
およそ30人が参加しました。
初めに基調講演を行ったのは、小林千枝子さんです。
小林さんは、小諸市出身。
長く青少年行政や女性教育、家庭教育に関する
研究や調査に携わってきました。
現在は、独立行政法人
「国立女性教育会館学習指導員」として活動しています。
小林さんは、日本の女性の政治参加が、衆議院で10%、
参議院で20%という現状を説明。
根強い性別役割分業観や慣習により、
男女平等の社会でないため、
多くの人が、生き生きと自分の望むような人生を
送ることができないでいる、
という問題点を指摘しました。
更に、男女共同参画の必要性について小林さんはー
このように話し、
「現状の問題を解決するためには、
多くの女性が男性と共に社会に参画し、
意思決定の場に出ていくことが必要」
などと説明しました。
続いて、パネルディスカッションが行われました。
パネラーを務めたのは、CTKの後藤理恵キャスターと、
書道塾講師で前美南ガ丘小学校PTA会長の栁由紀さん。
それに、松本市で、働き方改革の企業への発信などを行う
コンサル事業に携わる傍ら、
父親サークルのメンバーとしても活動する
福盛二郎さんの3人です。
仕事をする上での苦労や困難の乗り越え方、
子育てと仕事の両立の仕方、
それに夫と妻の役割分担などについて、
3人がそれぞれの立場で意見を述べていきました。
最後に、女性の活動を進めるためのキーワードを問われると、
3人はー
後藤 「自己肯定感が高まると、自分が認められているという意識が高まって、 いきいきと輝けるのかなと感じています。 なので、社会でも地域でも認められる場が増えると 女性が生き生きと輝けるんじゃないかなと感じています。 互いに認めあえる社会と言いますか、 認めるということですかね。キーワードは。」
柳さん 「女性が輝くには男性も輝かないという話が出てそれ本当だなと思いました。 男性も子どももみんな輝いて、 照り返しでもっと輝くみたいなそういうことができたらいいのかな。と」
福盛さん 「お願い、とか任せたとか、一緒にやろうよ、とか助けたとか そういう言葉が飛び交えるような関係性を作ることだと思うんです。 どうしても私たち何かを抱え込んでしまうと思うので、 できないことが悪いんじゃなくてその時たまたまできなかっただけだから、 助けてとかお願いとかそういうことを言葉に出していく。 そんなことが言えたらいいんじゃないかなと思っております。」
パネルディスカッション終了後は、 参加者全員での意見交換も行われました。 男性の意識改革や、 女性が社会的力を持って活動するために 必要なことなどについて、 様々な意見が交わされました。
後藤 「自己肯定感が高まると、自分が認められているという意識が高まって、 いきいきと輝けるのかなと感じています。 なので、社会でも地域でも認められる場が増えると 女性が生き生きと輝けるんじゃないかなと感じています。 互いに認めあえる社会と言いますか、 認めるということですかね。キーワードは。」
柳さん 「女性が輝くには男性も輝かないという話が出てそれ本当だなと思いました。 男性も子どももみんな輝いて、 照り返しでもっと輝くみたいなそういうことができたらいいのかな。と」
福盛さん 「お願い、とか任せたとか、一緒にやろうよ、とか助けたとか そういう言葉が飛び交えるような関係性を作ることだと思うんです。 どうしても私たち何かを抱え込んでしまうと思うので、 できないことが悪いんじゃなくてその時たまたまできなかっただけだから、 助けてとかお願いとかそういうことを言葉に出していく。 そんなことが言えたらいいんじゃないかなと思っております。」
パネルディスカッション終了後は、 参加者全員での意見交換も行われました。 男性の意識改革や、 女性が社会的力を持って活動するために 必要なことなどについて、 様々な意見が交わされました。