『こもろのステラ演劇祭ENJIN開催 (23.12.24)』
佐久地域の中学生と高校生、社会人劇団が公演する
「こもろのステラ演劇祭『ENJIN』が、
12月24日(日)、ステラホールで初めて開かれました。
この演劇祭は、小諸市を拠点に活動する 「劇団四分ノ三」と小諸高校演劇部が、 高校生が演劇を披露する場を作ろうと 企画したものです。
劇団四分ノ三や小諸高校演劇部、 岩村田高校演劇班の 3団体で実行委員会を構成し、 ことし初めて開かれました。
あいさつに立った実行委員長を務める 岩村田高校の演劇班顧問、座光寺裕教諭は、 ささやかな演劇祭ができることに対して感謝したいと 開催への思いを述べました。
イベント名である『ENJIN』とは 演じる人のことを表すと同時に 人の「縁」と 感謝の気持ちの「仁」を掛け合わせた 言葉の2つの意味でつくられたものです。
演劇などを通して 地域の人たちに感謝の気持ちと 多様な表現を届けたい という思いが込められています。
この日は、 介護の現場を多くの人に 知ってもらいたいと、 劇団四分ノ三の 清水みき枝さんが執筆した 介護現場を舞台にした朗読劇が披露されました。
介護福祉士を目指す青年の奮闘や、 認知症の母親と娘の日常を描いた 3つのストーリーが展開されたこの朗読劇。
演じたのは、劇団四分ノ三の団員と、 岩村田高校演劇班や 小諸高校演劇部の生徒の他、 佐久地域の中高生などあわせて34人です。
実際の話に基づいて描かれた 認知症の母親と娘の日常を描いた朗読劇では、 記憶が薄れていく母親と、 その母親を温かく支える娘の姿を 表現力豊かに演じました。
観客は、朗読劇の世界観に 引き込まれている様子でした。 演者2人 「すごい緊張したんですけど、 多分上手にできたんじゃないかなと思って、 良かったです。 (きょう演じてみてどうでしたか?) とても楽しかったです。」
また、会場には医療現場で働く人たちに 感謝の気持を込めて 市内の福祉施設で暮らす人や 職員が折った折り鶴アートが飾られました。
劇団四分ノ三では、地域の人たちに演劇などを通じて 介護や福祉の現状を伝えるべく、 今後もこのような取り組みを行いたいとしています。 清水さん 「介護の現場をまず色んな方に 知ってほしいなというところで、 実際にインタビューした そのお話しからエピソードを作らせていただいたり、 エピソードを提出してくれた方から 朗読劇でリアルに その場所を感じて頂けたらいいな と思って今回の作品をつくりました。 折り鶴のアートを施設に 作っていただいたんですけれども、 まだ4施設くらいにしか今回声がかけられなかったので、 今まだコロナであったりとか、 インフルエンザとか流行っていて なかなかお伺いできないので、 一緒に折り鶴を作って そのアートを 色んな施設に持っていっていただいて、 こういうおばあちゃんがいるんだよ ってっていうその話が できたらいいなと思っているので、 広域に広げていきたいなと思っています。」
この演劇祭は、小諸市を拠点に活動する 「劇団四分ノ三」と小諸高校演劇部が、 高校生が演劇を披露する場を作ろうと 企画したものです。
劇団四分ノ三や小諸高校演劇部、 岩村田高校演劇班の 3団体で実行委員会を構成し、 ことし初めて開かれました。
あいさつに立った実行委員長を務める 岩村田高校の演劇班顧問、座光寺裕教諭は、 ささやかな演劇祭ができることに対して感謝したいと 開催への思いを述べました。
イベント名である『ENJIN』とは 演じる人のことを表すと同時に 人の「縁」と 感謝の気持ちの「仁」を掛け合わせた 言葉の2つの意味でつくられたものです。
演劇などを通して 地域の人たちに感謝の気持ちと 多様な表現を届けたい という思いが込められています。
この日は、 介護の現場を多くの人に 知ってもらいたいと、 劇団四分ノ三の 清水みき枝さんが執筆した 介護現場を舞台にした朗読劇が披露されました。
介護福祉士を目指す青年の奮闘や、 認知症の母親と娘の日常を描いた 3つのストーリーが展開されたこの朗読劇。
演じたのは、劇団四分ノ三の団員と、 岩村田高校演劇班や 小諸高校演劇部の生徒の他、 佐久地域の中高生などあわせて34人です。
実際の話に基づいて描かれた 認知症の母親と娘の日常を描いた朗読劇では、 記憶が薄れていく母親と、 その母親を温かく支える娘の姿を 表現力豊かに演じました。
観客は、朗読劇の世界観に 引き込まれている様子でした。 演者2人 「すごい緊張したんですけど、 多分上手にできたんじゃないかなと思って、 良かったです。 (きょう演じてみてどうでしたか?) とても楽しかったです。」
また、会場には医療現場で働く人たちに 感謝の気持を込めて 市内の福祉施設で暮らす人や 職員が折った折り鶴アートが飾られました。
劇団四分ノ三では、地域の人たちに演劇などを通じて 介護や福祉の現状を伝えるべく、 今後もこのような取り組みを行いたいとしています。 清水さん 「介護の現場をまず色んな方に 知ってほしいなというところで、 実際にインタビューした そのお話しからエピソードを作らせていただいたり、 エピソードを提出してくれた方から 朗読劇でリアルに その場所を感じて頂けたらいいな と思って今回の作品をつくりました。 折り鶴のアートを施設に 作っていただいたんですけれども、 まだ4施設くらいにしか今回声がかけられなかったので、 今まだコロナであったりとか、 インフルエンザとか流行っていて なかなかお伺いできないので、 一緒に折り鶴を作って そのアートを 色んな施設に持っていっていただいて、 こういうおばあちゃんがいるんだよ ってっていうその話が できたらいいなと思っているので、 広域に広げていきたいなと思っています。」