『ことぶきの家小諸 開所式(13・4・24)』
市内市に事業所を構える「株式会社コトブキ」が、御影新田に建設を進めていた住宅型有料老人ホーム
「ことぶきの家小諸」がこのほど完成し、4月24日(水)には開所式が行われました。
この日の式典には、株式会社コトブキの持田勉社長をはじめ、栁田市長や近隣地域の議員など、
多くの人が出席しました。
式の冒頭で挨拶に立った持田社長は、
「今日、このようにコトブキの家小諸を開所できたのはご協力いただいた皆様のお陰だ。」とした上で、
「かつての南大井小学校の跡地という地域の人たちの思い入れがあるこの場所で、
また新しい思い出を作ってもらいたい」などと力強く述べていました。
また、ことぶきの家小諸の責任者を務める古越恵美夫(ふるこし・えみお)施設長は、
「個々の職員の能力を最大限に活かし、利用者の皆さんに楽しんでいただけるような施設にしていきたい」
と抱負を語っていました。
「ことぶきの家小諸」は、株式会社コトブキが運営する住宅型有料老人ホームです。
施設の面積はおよそ4420平米で、地上3階建ての鉄骨造り。
東信地域の有料老人ホームとしては、最大の規模となります。
建物の1階部分では60人規模のデイサービスを予定しており、海外から取り寄せた
珍しいリハビリグッズやノルディックウォーキング用のポールなどが用意されています。
また、2階と3階部分は居住スペースとなっていて、92人の入居が可能。
全室個室で、それぞれの部屋にはバリアフリーのトイレが完備されている他、
万一の時にすぐにスタッフと連絡が取れるようナースコールも設置されています。
入居一時金や保証金が不要で、安価な価格設定となっているほか、
介護保険サービスの限度額を超えてサービスを利用した場合でも、
月額500円の負担でその超過分を賄える「ワンコイン安心パック」という新しい料金制度も導入。
利用者がより安心して介護サービスを受けられるよう工夫が凝らされました。
現在既に30の部屋では入居者が決まっており、徐々に予約も入ってきていると言います。
株式会社コトブキでは、近隣地域の医療機関との連携を密にとり、利用者が
より安心して暮らせる環境を整えることで、今年の秋までには居住エリアを満室にしたいとしています。
株式会社コトブキでは、小諸や佐久、軽井沢などの東信地域を中心にこれまで7つの有料老人ホームを
管理・運営していて、今回の「ことぶきの家小諸」で、8つめの施設となります。