『こころの健康づくり講演会（25.10.18）』

小諸市では、

「こころの健康づくり講演会」を毎年開いています

今年度は

「睡眠　体とこころの健康」をテーマに

10月18日(土、)

ステラホールで講演会が行われました。

「こころの健康づくり講演会」は、市が

年に1回毎年開いているものです。

今年度は保健推進員の学習の場とあわせ、

市民にも健康への意識を高めてもらおうと

小諸市保健推進員会と共催で企画。

会場には、およそ120人が訪れました。

今回のテーマは

「睡眠　体とこころの健康

～睡眠のメカニズムと重要性～」です。

講師を務めたのは、大町市立大町総合病院院長の

藤本圭作さん。

藤本さんは、信州大学医学部　名誉教授であり、

特に睡眠の仕組みや重要性を扱う、

呼吸器内科全般を専門としています。

藤本さんは、まず入眠時に現れるレム睡眠と

起床時刻が近づくにつれ増える

ノンレム睡眠について説明。

その後睡眠不足が体に及ぼす影響を詳しく解説しました。

また、休日の寝だめによる生活リズムの乱れについては、

科学的データを基に注意を呼びかけました。

藤本さんは

より良い睡眠を取るための入浴方法や仮眠の仕方、

スマートフォンの使用方法など

すぐに実践することができる工夫も紹介。

参加者らは研修会を通して、

自身の生活習慣を見つめ直している様子でした。

加藤岩男会長

「人間人生で半分は寝ていますので、

その中で睡眠不足に悩んでいる方は

恐らくかなりの人数いらっしゃると思います。

睡眠に関しては本当に専門職の先生をお呼びして

お話を聞かないと分からないということで

大町での院長の藤本先生をお呼びしたってことですね。

健康は自分たちの手で健康を作る

っていうのがスローガンです。

それは市民の方も同じだと思うんですよね。

ある先生が言いましたけど、

病気の大敵は「孤独」。

その孤独を無くすのが1番大事なんじゃないのかな

ってそのためにはいろいろなイベントに

とにかく出ていただきたい。

そして(人と)触れ合ってというのが願いです。」