『こころの健康づくり講演会「睡眠とこころの健康」(17.1.21)』

           
        Posted on 2017年 1月 30日      
     
        皆さんは、日頃ぐっすりと眠れていますか? こころと身体の健康に大きく関係する「睡眠」について広く知ってもらおうと、 21日(土)には、こころの健康づくり講演会が開かれました。 この講演会は、自殺予防対策を目的に、 小諸市の主催で2年に1度開かれているものです。 寝つきの悪さがうつ病や自殺につながるケースも多いことから、 今年は「睡眠とこころの健康」がテーマとなりました。
講師を務めたのは、薬剤師で、上級睡眠健康指導士の資格を持ち、 心理カウンセラーとしても活躍している長島寿恵さんです。
長島さんは、こころと身体の緊張が解けた時に良質な睡眠がとれると話し、 はじめに身体の緊張をほぐすストレッチ体操を紹介しました。
耳を引っ張ったり、手のツボを押したりしながら声を出すことで、 緊張がほぐれると紹介されると、 集まった人たちは、一緒になって身体を動かしていました。
また、長島さんは、こころの緊張をほぐすためには、 嫌なことを思い出さないように工夫することが大切だと説明。 「嫌な出来事を心の中で誰かに報告すると良い」 といったアドバイスや、 「過去や未来ではなく今を生きることが大切」といった メッセージを送っていました。
この日の講演は、小諸市保健推進員会の研修会も兼ねて行われ、 会場には、一般参加者のほか、 保健推進員を務める市民の姿も多く見られました。
集まった人たちは、時折メモを取ったりしながら 長島さんの話に熱心に耳を傾けていました。     
   
 
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