『お人形さんめぐり協賛イベント 本陣主屋~創作人の物語~(13・2・27)』
現在開催中の北国街道小諸宿のお人形さんめぐりに合わせて、
市内では様々なイベントが行われています。
そのうち、市内大手にある本陣主屋では、期間中、「創作人の物語」と題した作品展が開かれています。
この作品展は、昔ながらの建物を有効活用し、北国街道小諸宿のお人形さんめぐりを盛り上げていこうと、
今年初めて行われたものです。
会場となった本陣主屋には、小諸や佐久など、
近隣地域でモノづくりに携わっている人たちおよそ90人の作品がずらりと並べられています。
会場に入ってすぐの場所に展示されているのは、雛人形を思わせる、色とりどりの着物を身にまとった
手作りの人形。
これは、昨年12月から本陣主屋を会場に開かれている創作人形教室で作られたもので、
その表情が不細工であることから、「ぶすっこ姫」と呼ばれているそうです。
人形が身に着けている着物や装飾品には、かつて使われていたものが再利用されており、
どれも作者の思いが詰まった作品となっています。
また会場には、一風変わった花器も展示されています。
市内大久保にある、工房NAGASAKIで製作されたこれらの作品は、
なんと発泡スチロールを材料にして作られたもの。
ちぎったりひねったりと、創作過程でのアレンジが容易なことから、
個性的で独創的なデザインの作品となっています。
その他、東御市に教室を構える、ドライフラワーを楽しむ会の会員らが手掛けた
アレンジメントや生け花なども飾られています。
中には、工房NAGASAKIで製作された花器とのコラボレーション作品もあり、
存在感のある花器と大振りな花で、会場を一際華やかに演出しています。
お人形さんめぐり協賛イベント「創作人の物語」は、お人形さんめぐりの期間中、
3月10日まで開かれています。