『いきいき交通安全体験教室(20.7.28)』

           
        Posted on 2020年 8月 11日      
     
        高齢者を対象にした「いきいき交通安全体験教室」が 先月28日(火)糠塚園で開かれました。
「末永く車を安全に運転するために」 をテーマに開かれたこの教室。 交通安全の体験機材の使用を通して 自分の運動機能の低下を知り、 安全運転を心がけるきっかけにしてもらおうと、 小諸警察署が 市の「生活支援体制整備推進会議」と共同で 高齢者を対象に初めて企画したものです。
体験を行う前に浅間南麓こもろ医療センター リハビリテーション科 理学療法士の 白倉隼人さんによる ストレッチが行われました。 イスに座ったまま行える簡単なストレッチで 参加者たちは首や腕などを 丁寧に伸ばしていました。
この日使用された体験機材は その場で映像を見ながら歩き、 画面に出てくる車や自転車を避けて進む歩行シュミレーターや 光るボタンを素早く押して反射神経を測定するもの、 実際にハンドル操作をしながら 動体視力を測定するものなどです。 さまざまな観点から自身の運動能力を 測定することができます。
参加者は皆、興味深そうに機材を使い、 運転について改めて理解を深めている様子でした。 小諸警察署では今後もこういった機会を設け、 市民が安全に運転、歩行できるよう努めたいとしています。
体験者 「Q数値的に悪いです。がっかり。 (普段運転されますか?)常にしています。 もう衰えてますね。私、ましてや小さいもんですから、 やっぱり見辛いし、何かにつけて運転はしにくいですね。 この衰えをどのくらいかなって 今日自分で知りたくて伺いました。」   関さん 「小諸警察署では末永く車を安全に運転していただくために ということで他の関係団体のみなさんと協力しまして、 今回このイベントを企画しました。 普段運転になれている方たちが たくさんいらっしゃるんですけれども、 改めて自分の反射神経だとか運動機能だとか というところに気付いていただいて、 運転に気を付けたいと言っている方、 たくさんいらっしゃいました。 現在、小諸市内は大変事故が減少傾向になっており、 しかしながら発生している事故の多くは 高齢者が関わるような事故が大変増えております。 高齢者の方は車を運転する際は十分安全確認、 速度を落として運転されることを心がけていただきたいと思います。 夜出かけられる方は反射材を 身に着けて出かけていただきたいと思います。 最後に自転車を運転される際は ぜひヘルメットを着用して万が一の事故に備えて 事故防止の心がけをお願いしたいと思います。」     
   
 
TOP