『「複合型中心拠点誘導施設基本計画素案」に関する市民説明会(北大井)(18.8.18)』

           
        Posted on 2018年 9月 4日      
     
        小諸市では、 相生町のツルヤ小諸店跡地を中心としたエリアで、 福祉、商業施設を含めた 複合型中心拠点誘導施設を 整備する方針で、 去年12月、構想案を発表。 市民説明会などを開き意見集約を行ってきました。 先月には、市民からの意見などをもとに作成した、 基本計画の素案を公表。 現在、意見募集を行っています。 そんな中、今月18日(土)には、 北大井地区でこの素案についての 市民説明会が行われました。
この日の説明会には、北大井地区の住民や市議会議員など およそ20人が参加。 市長をはじめ、市の部課長らが、 複合型中心拠点誘導施設基本計画の素案について 説明を行いました。 市が進める計画の「複合型中心拠点誘導施設」は、 相生町のツルヤ小諸店跡地を中心としたエリアで、 福祉、商業施設を始め、公共交通ターミナル、 公共駐車場や 関連する道路整備を行うというものです。 当初発表していた整備構想では、 1階が駐車場、2階が商業施設、 3階が福祉施設を予定していましたが、 素案では国道141号線沿いを福祉施設に、 市役所側を商業施設と 駐車場として区切る形になります。 国道側の1階は、コミュニティバスの乗り場や 多世代交流センターに。 多世代交流センターでは、福祉施設利用者のみならず、 若い世代も利用できる空間とするほか、 イベントスペースにも活用することで、 交流の活性化や市民活動への理解を促すとしています。 コミュニティバスターミナルは、 愛のりくんコールセンターほか、 専用の乗降場所を設ける予定です。 2階は、高齢者福祉センター及び ボランティアセンターを配置。 高齢者福祉センターには 現在の施設と同規模の 介護予防指導や憩いの場として利用できる大広間、 浴室を設けるほか、 趣味の講座などに利用できる会議室を設ける予定です。 また、ボランティアセンターについては、 活動の拠点となる ボランティア専用スペースを設けます。 ファミリーサポートセンターについては、 ボランティアセンターの事務所と兼用します。 3階は、最も滞在時間の長い 病児・病後児保育施設を配置。 病児・病後児保育は、 こもろ医療センターの院内保育施設を併設し、 一体的な運営を図る計画です。 市役所側は2階が商業施設として、 スーパーツルヤを誘致する予定です。 駐車場は、1階に100台、2階に30台を予定。 合計で130台で、 不足分は隣接する駐車場の活用も 進めていく計画です。 全体の総事業費は26億円から28億円。 当初の29億円から低減を図りました。 この日参加した市民からは 質問や意見が多数あげられました。
市民 「旧小諸町の人々の復活へのコンパクトシティと、 このように私はとらえておりますが、 地元ばかりではなく、郊外の人も、 快く受け入れてもらえるでしようか。」
市長 「高齢者の方がどんどん増えていくという中でですね、 運転がなかなか難しい、そういう方々も、 例えばあいのりくんを利用して来て頂く というような意味も含めて、 それから多世代の多くの市民の皆さんに 利用して来て頂くというような意味も含めて、 郊外の方、快よくというか、 全市民のための今回の施設を 事業として進めていくってことでありますので、 改めて申し上げますが、 宣言させて頂きます。」 市民への意見公募について、 「より多くの人から意見を募るためもっと周知すべき」 と言った声や 「駐車場の混雑について試算は十分か」 「福祉施設を兼ねているが エレベーターの配備は十分に考えているか」 といった質問が上がり、 市長を始め市側が一つ一つに回答していきました。     
   
 
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