『「浅間自由市場」設立準備会発足説明会(14・1・5)』
現在小諸市では、市民が主体となって市内最大の直売所を作るという計画が進められています。
この実現に向けて、5日(日)には、直売所の設立準備会の発足に向けた説明会が開かれました。
会場となった小諸市文化センターには、市内の農林漁業者を中心に、多くの人が集まりました。
今回計画されているのは、「浅間自由市場」と名付けられた市内最大の直売所の開設です。
建設予定地は、市内御影で、広さはおよそ630坪。
そのうち100坪を直売所に、残りは駐車スペースに充てる計画です。
直売所には、地元の生産者が持ち込んだ野菜や果物、それに 季節の山菜などを陳列するほか、
生産者が直接対面して販売できるコーナーも配置。
また、地域の障がい者施設で作られた商品や林業産品も取り扱う計画で、
完成すれば、まさに農林漁業を網羅した直売所となりそうです。
直売所の発起人は、スーパーツルヤの元社員で、
現在は小諸市地産地消推進協議会で会長を務めている中村正明さんです。
中村さんは、以前から大型直売所を立ち上げる計画を抱いていましたが、
一昨年の秋に、伊那市の産直市場「グリーンファーム」を見学に行ったことをきっかけに一念発起。
去年の春には市内の農業者を対象に会合を開いています。
今回の説明会は、去年に続き2回目となりました。
中村さんは、今回計画している施設では、従来の直売所としての機能の他に、
売れる商品の共同開発や、農業機械の共同管理、それに農場や牧場の運営などを行うことで、
既存の直売所との住み分け行っていきたいと説明。
続けて、自身が考える直売所の重要なテーマとして、次のように話しました。
集まった人たちは、中村さんの話にじっくりと聴き入り、時折メモを執るなどしながら、
直売所の構想について理解を深めているようでした。