『「戌の満水による小諸の被害」についての学習会(19.9.29)』
今から277年前、寛保2年に
千曲川流域で起きた大洪水「戌の満水」による
小諸の被害について
古文書や古い地図から読み解く学習会が
先月29日(日)に行われました。
会場となった新町区公民館には、 区民を中心とした市民およそ30人が集まりました。 この学習会は、 地元で発生した過去の大きな災害について知ることで 安全で暮らしやすい地域づくりに生かそうと 企画されたものです。 新町区・歴史的遺産を守る会が主催し、 小諸市出前講座として行われました。 講師を務めたのは、 小諸市古文書調査室研究員の 市川包雄さんです。
市川さんは、水害前の1670年頃の地図や、 市内の被害状況を絵地図で示した、 小諸洪水変地絵図を使いながら、 戌の満水による小諸の被害について説明。 また、「戌の満水」によって、 新町の中沢川が現在のように深い谷になったことや、 押出にあるだんご石が、 現在の場所に流れてきたことが書かれた 古文書の資料を紹介しました。 小諸を襲った歴史的災害について、 当時の資料から被害状況を 読み解いていったこの日の学習会。 訪れた人たちは興味深そうに資料を読んだり、 熱心に地図に見入ったりしていました。
会場となった新町区公民館には、 区民を中心とした市民およそ30人が集まりました。 この学習会は、 地元で発生した過去の大きな災害について知ることで 安全で暮らしやすい地域づくりに生かそうと 企画されたものです。 新町区・歴史的遺産を守る会が主催し、 小諸市出前講座として行われました。 講師を務めたのは、 小諸市古文書調査室研究員の 市川包雄さんです。
市川さんは、水害前の1670年頃の地図や、 市内の被害状況を絵地図で示した、 小諸洪水変地絵図を使いながら、 戌の満水による小諸の被害について説明。 また、「戌の満水」によって、 新町の中沢川が現在のように深い谷になったことや、 押出にあるだんご石が、 現在の場所に流れてきたことが書かれた 古文書の資料を紹介しました。 小諸を襲った歴史的災害について、 当時の資料から被害状況を 読み解いていったこの日の学習会。 訪れた人たちは興味深そうに資料を読んだり、 熱心に地図に見入ったりしていました。