『「信州の花卉栽培発祥の地」石碑建立落成竣工神事(17.5.21)』

           
        Posted on 2017年 5月 26日      
     
        信州で菊などの生花を育てる 花卉栽培の発祥の地とされる市内大久保に この度、記念碑が設置され、 21日(日)竣工を祝う神事が行われました。 この日は、小泉市長や川辺地域の区の役員、 かつてこの地で花の栽培について学んだ人など およそ50人が集まり、 新たに設置した石碑の前で神事が執り行われました。
昭和のはじめ頃、信州で菊などの生花を育てる花卉栽培に 初めて取り組んだのは、 旧川辺村、現在の大久保の柳沢甫さんです。
当初、この地域で誰も取り組んだことがなかった花の栽培は 苦難の連続でしたが、柳沢さんの尽力で次第に好成績を上げるようになります。
経営が軌道にのると、柳沢さんのもとには 大久保地域はもちろん県内外から花の栽培について学びに 多くの人が訪れました。 柳沢さんは培った技術を惜しみなく教える事で 花卉栽培の普及に努めたといいます。
石碑建立は、そんな柳沢さんの功績を讃えようと、 次男の幸雄さんが行ったものです。
現在も大久保で花卉栽培を行っている組合が 今回の式典開催に協力しました。
信州の花卉栽培の祖、柳沢甫さんが、 当時栽培を行っていた畑の一角、 県道沿いに建てられた記念碑。
大久保花卉組合では、今回の石碑建立を通し 柳沢さんの功績を後世に伝えていきたいとしています。     
   
 
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