「~男女(みんな)で参画~いきいきトークこもろ(22.7.3)」

           
        Posted on 2022年 7月 13日      
     
        先月23日から29日は、男女共同参画週間でした。 これにあわせ男女が共同して助け合える社会を目指そうと、 「男女(みんな)で参画いきいきトークこもろ」が 3日(日)、ステラホールで開かれました。
男女(みんな)で参画いきいきトークこもろ」は、 男女が支え合える豊かな社会を目指し、 市内の女性団体で作る小諸女性ネットなどが 毎年この時期に開いているものです。
この日は市民など、およそ100人が集まりました。
ことしのイベントは、「夢と絆」と題し 北朝鮮拉致被害者で 新潟産業大学経済学部准教授の蓮池薫さんを講師に招き 講演会が行われました。
蓮池さんは、新潟県出身。 大学3年生の1978年に拉致され、 以来24年間北朝鮮での生活を余儀なくされていました。 帰国後は、新潟産業大学で教鞭をとっています。
講演会で蓮池さんは、 海岸で妻とともに拉致された当時の様子や、 北朝鮮での生活を次のように述べていました。   「歩いていくときに何人かが3,4人くらいなんですが、 同じ方向に土手の上を歩いてくるなあという感触はありました。 でもまだ明るい時分で全然気にせずに 200、300m行ったのかなと思うんですが、 2人腰をおろして話を始めました。 今度こっちのほうから1人の男がやって来ました。 これがスパイです、工作員です。 日本語ぺらぺらで私がたばこを吸っているのを見てですね、 すいませんちょっとたばこの火を貸してくれませんか?と近づいてきたんです。 私ははいと火をつけようとしました。 彼は自分の方に注意を引かせてその間に 後ろから戦闘員が襲いかかれるようにしたわけです。 1人に2人ずつかかって襲われました。 私は顔面殴られました。そして引きずられていって、 私は手錠じゃなくてひもで縛られたような気がします。 足縛られて、さるぐつわをされて、袋に入れられて松林に追いやられた。 ちょっと離れたところの松の影に家内も同じようにされました。 なにやったかというと、思想教育です。 いくらなんでもすぐになんかやれといってもやるわけがないですから、 少しずつでも北朝鮮の思想を受けいれさせて、 北のために命をかけてやるっていうふうにやろうと。 仕方がなく、従うふりをしました。 従うふりをしたんですが、どんな教育したかっていうと、 日本語でできた本が2冊きました。 一冊は偉大な首領金日成主席の高邁な道徳みたいな。 いわゆる人民とともに、どれだけ立派な人かというのを書いたんです。 それ読んで要約して抜粋して感想書いて、発表する。 このくりかえしですよ。」
また北朝鮮の女性の立場についても説明。 社会主義の中で女性の労働力が重宝されている反面 夫から家庭内暴力を受けるなど 男尊女卑の意識が色濃く残っていると話しました。   突然の拉致で夢や絆、自由のすべてが奪われるという 言い尽くせないほどの悲しみを味わった蓮池さん。 参加した人たちは 蓮池さんの話に、真剣に耳を傾けている様子でした。
また、講演会のあとには質疑応答も実施。 北朝鮮によるミサイル攻撃や 北朝鮮の階層社会についての質問が挙がりました。
主催した小諸女性ネットは、 今後もこのようなイベントを通して 男女共同参画社会の実現に向けて活動したいとしています。     
   
 
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