今年度の長野県教育功労者表彰に、
小諸商工会議所の塩川秀忠会頭が選ばれました。
表彰の伝達式が、
15日(金)に
小諸商工会議所で行われました。
長野県教育功労者表彰は、
長野県の教育行政・学校教育・学校保健・
社会教育・社会体育の振興及び
文化財の保護に関して
優れた功績のあった人へ贈られるものです。
10年以上市町村の教育委員を務めた人が対象です。
去年会頭に就任するまで、
小諸市教育委員を10年3か月務めていた
小諸商工会議所の塩川秀忠会頭。
これにより、県・市町村教育委員会において
優れた功績のあった人を称える
「教育行政功労」を受賞し、
山下教育長から表彰状が授与されました。
教育現場で実際に挙がる声に耳を傾け、
要望に応えてきた塩川会頭。
教育委員時代は、
市内の全保育園各クラスに1台ずつ
弁当を保温するための温蔵庫や、
市内の全小学校に千冊以上の絵本を寄贈するなど、
多くの功績を残しました。
塩川会頭
「やっぱり教育界って全然普通の世界と違うので、
まずは学校へ行って、
今の学校現場がどういうふうになっているのか
っていうのを端から全部の学校をまわってですね、
校長先生・先生方とお話しをして、
「じゃあ何をしたらいいんだろう」
っていうのを自分の目で
現場を見て確認をして進めた
っていうのが本当の1番最初でした。
そのときにですね、
トイレが汚いだとか、教室が寒いだとか、
いろんな不具合が見つかってですね。
それを教育委員会の中で
教育長先生をはじめ
いろんな皆さんに話を聞いてもらって、
それを改善してきたわけなんですが、
やはりお金の問題もありますので
すぐには変わらないんですけれど、
少しずつこの10年かけて
多少は良くなってきたのかなぁって思っています。
そういったところを注意しながら
この10年間教育委員を続けてまいりました。」
現在は商工会議所会頭として、
市内外の連携を強めるための「連携」、
デジタルを活用して暮らしを便利にする「DX」、
そして「教育」を方針の3本柱としています。
教育委員を務めた経験を経たからこそ
方針の軸に掲げた「教育」分野。
学校統合など少子化が進む小諸の現状を踏まえ、
塩川会頭が目指す形は、〝小諸を出た子どもたちに
「小諸に戻って働きたい」と思ってもらうこと〟。
経済界も一緒になって、子どもたちが進路を考えるうえで
関心の分野が広がるような教育を進めています。
塩川会頭
「学校でやるだけが教育ではありませんので、
学校が終わってからも
やっぱり子どもたちが成長して
大人になっていく間の教育
っていうのが
非常に大切になっていきます。
ですので、
商工会議所をはじめ
このまちの経済界、
それからいろんな皆さんに
ご協力をいただくためにもですね、
「みんなが少しでも
子どもたちのいろいろに気付いて
関わっていってほしいなあ」
そんなことを思って、
この〝教育〟を方針の中に
掲げさせていただきました。
来年は商工会議所110周年ということで
それの記念事業として、
小諸かるたを青年部の皆さんに
作っていただきましたので、
これを各小学校へ寄贈をしてですね、
子どもたちに少しでもこのかるたの楽しさと、
それから小諸の歴史だとか
いろいろ風土を感じていただいて、
勉強に役立てていただいて、
この地域愛を
育てていただければいいなあと思います。」