「第37回 小諸市短詩型文学祭(23.12.7)」
「小諸市短詩型文学祭」の表彰式が
7日(土)に文化センターで行われました。
この文学祭は、 東信地域の短歌や俳句、川柳といった 短詩型文学の発展や 団体の垣根を越えた交流を目的に 小諸市文化協会が 昭和63年の創立当時から 毎年開いているものです。
この日は、受賞者をはじめ、 小諸市文化協会の役員や来賓など およそ50人が参加し 表彰式が行われました。
37回目を数えることしの文学祭には、 一般から小中高生まで、 延べ500人から 短歌、俳句、川柳 あわせて907作品が寄せられました。 そのうち小諸市からは、 短歌の部で3人、俳句の部で3人、 川柳の部で3人が受賞しました。
はじめに、短歌の部です。 柳澤裕子さんの作品 「ひさびさの大夕立は窓を打つ 木の葉を散らし舗道に跳ねる」 濱崎和美さんの作品 「みそ汁の豆腐切るなと幼は泣く ばばのおててがきれてしまうよ」 が特選に選ばれました。
また、篠原昭枝さん、 井出久子さん、小林りつ子さん、 田中恵子さんの作品が 入選しています。 柳澤裕子さん 「こんなのでよかったのかなって思います。 もうちょっと上手に作れたらと思うんですけど、 いつも短歌新潮という所に 毎月出しているんです こちらの方に誘って頂いて 初めて出したんです。」
続いて俳句の部です。 木村由里子さんの作品 「台風前夜沼の匂ひす佐久平」 阿部萌子さんの作品 「何につけ褒めて看取るや星月夜」が 特選に選ばれました。
また、清水順子さん、 上村敦子さん、 石田経治さん、 塩川正さんの作品が 入選しました。
木村由里子さん 「思いがけない賞を頂いて驚いております。 小諸俳句会という会で いつも勉強させていただいております。 俳句簡単なようで難しく、 選んで頂いたのも自分でそうかな? というものです。 人に読んでいただいて、 いいねって言って頂けると とってもうれしいです。 実際台風が来た時に外に出てみたら 沼のような泥が沸き立つような 空気が混ざるような そういう生臭いような匂いがしたので そのまんまの事を詠んだらいい と言って頂いてうれしいです。」
続いて川柳の部です。 掛川タユ子さんの作品 「待つ人がいるから帰宅急ぐ幸」 甲野美文さんの作品 「終焉の余生楽しむ夢芝居」 がそれぞれ特選に選ばれています。 また、土屋正示さん、 原志津子さん、 甘利洋子さんの作品が入選しました。 受章者 「大変うれしく思っております。 私も結構な年になりますけど、 周りに一人暮らしの方とか 大勢出てくるようになって その中で私は おかげさまで家族がいるのでいいのですけど、 その幸せを忘れて 面倒くさかったり嫌なのだけど やらなくちゃいけないのよと 家族がいるから そういうことを言いがちなのだけど、 そうすると1人でいらっしゃる方は 1人になってごらん。 寂しいのだから、 幸せなのだよと それがとよく言われるのです。 そんな気持ちをちょっと作ってみました。」
その他、高校生の部、 中学生の部の入賞作品も発表。 ことしも小諸市から 多くの学生が受賞しました。
短歌の部では、 小諸商業高校3年の 高瀬愛梨さん、 小諸東中学校2年の 石岡涼さん、 山口越史さん、 水明小学校4年の 田中乙羽さん、 北御牧小学校5年の 菅谷芽生さんの 5人の作品が優秀賞を受賞。
俳句の部では、 小諸商業高校1年の 小林菜々さん、 高橋汐来さん、 小諸東中学校3年の 遠山竜太さん、 東小学校3年の清水理子さん、 小林昊翔さん、 5人の作品が優秀賞に選ばれました。
小中学生受章者 「3年間出してきて ことし初めて選ばれてとても嬉しいです。 3年生から最後の夏で 終わりたくないな という気持ちを俳句にしました。」
この文学祭は、 東信地域の短歌や俳句、川柳といった 短詩型文学の発展や 団体の垣根を越えた交流を目的に 小諸市文化協会が 昭和63年の創立当時から 毎年開いているものです。
この日は、受賞者をはじめ、 小諸市文化協会の役員や来賓など およそ50人が参加し 表彰式が行われました。
37回目を数えることしの文学祭には、 一般から小中高生まで、 延べ500人から 短歌、俳句、川柳 あわせて907作品が寄せられました。 そのうち小諸市からは、 短歌の部で3人、俳句の部で3人、 川柳の部で3人が受賞しました。
はじめに、短歌の部です。 柳澤裕子さんの作品 「ひさびさの大夕立は窓を打つ 木の葉を散らし舗道に跳ねる」 濱崎和美さんの作品 「みそ汁の豆腐切るなと幼は泣く ばばのおててがきれてしまうよ」 が特選に選ばれました。
また、篠原昭枝さん、 井出久子さん、小林りつ子さん、 田中恵子さんの作品が 入選しています。 柳澤裕子さん 「こんなのでよかったのかなって思います。 もうちょっと上手に作れたらと思うんですけど、 いつも短歌新潮という所に 毎月出しているんです こちらの方に誘って頂いて 初めて出したんです。」
続いて俳句の部です。 木村由里子さんの作品 「台風前夜沼の匂ひす佐久平」 阿部萌子さんの作品 「何につけ褒めて看取るや星月夜」が 特選に選ばれました。
また、清水順子さん、 上村敦子さん、 石田経治さん、 塩川正さんの作品が 入選しました。
木村由里子さん 「思いがけない賞を頂いて驚いております。 小諸俳句会という会で いつも勉強させていただいております。 俳句簡単なようで難しく、 選んで頂いたのも自分でそうかな? というものです。 人に読んでいただいて、 いいねって言って頂けると とってもうれしいです。 実際台風が来た時に外に出てみたら 沼のような泥が沸き立つような 空気が混ざるような そういう生臭いような匂いがしたので そのまんまの事を詠んだらいい と言って頂いてうれしいです。」
続いて川柳の部です。 掛川タユ子さんの作品 「待つ人がいるから帰宅急ぐ幸」 甲野美文さんの作品 「終焉の余生楽しむ夢芝居」 がそれぞれ特選に選ばれています。 また、土屋正示さん、 原志津子さん、 甘利洋子さんの作品が入選しました。 受章者 「大変うれしく思っております。 私も結構な年になりますけど、 周りに一人暮らしの方とか 大勢出てくるようになって その中で私は おかげさまで家族がいるのでいいのですけど、 その幸せを忘れて 面倒くさかったり嫌なのだけど やらなくちゃいけないのよと 家族がいるから そういうことを言いがちなのだけど、 そうすると1人でいらっしゃる方は 1人になってごらん。 寂しいのだから、 幸せなのだよと それがとよく言われるのです。 そんな気持ちをちょっと作ってみました。」
その他、高校生の部、 中学生の部の入賞作品も発表。 ことしも小諸市から 多くの学生が受賞しました。
短歌の部では、 小諸商業高校3年の 高瀬愛梨さん、 小諸東中学校2年の 石岡涼さん、 山口越史さん、 水明小学校4年の 田中乙羽さん、 北御牧小学校5年の 菅谷芽生さんの 5人の作品が優秀賞を受賞。
俳句の部では、 小諸商業高校1年の 小林菜々さん、 高橋汐来さん、 小諸東中学校3年の 遠山竜太さん、 東小学校3年の清水理子さん、 小林昊翔さん、 5人の作品が優秀賞に選ばれました。
小中学生受章者 「3年間出してきて ことし初めて選ばれてとても嬉しいです。 3年生から最後の夏で 終わりたくないな という気持ちを俳句にしました。」